転職を希望する求職者にアプローチしたい企業にとって、リクナビNEXTは非常に有効な採用プラットフォームです。このリクナビNEXTを活用する際に役立つのが、Indeed PLUSです。
Indeed PLUSは、単にIndeedに求人を掲載するだけでなく、リクナビNEXTをはじめとしたリクルート系のさまざまな採用プラットフォームに自動で求人を配信できる便利な求人配信プラットフォームです。
ただし、Indeed PLUSを利用する場合でも、リクナビNEXTに必ず掲載されるわけではない点には注意が必要です。また、リクナビNEXTの自動スカウト機能を活用するためには、リクルートが提供するATS(Airワーク 採用管理など)を使用する必要があります。
この記事では、Indeed PLUSを活用してリクナビNEXTへ求人情報を配信する方法や、自動スカウト機能を効果的に活用するためのポイントを分かりやすく解説します。
Indeed PLUSとは?リクナビNEXTとの連携で採用活動を効率化
Indeed PLUSは、企業の採用活動を効率的に進めるための求人配信プラットフォームです。このサービスを利用することで、単一の採用プラットフォームだけに頼らず、複数の採用プラットフォームに同時に求人を掲載することが可能になります。
Indeed PLUSを活用すれば、Indeedはもちろん、リクルートグループが運営するリクナビNEXT、タウンワーク、フロム・エー ナビ、はたらいく、リクナビ派遣などにも、自動的に求人が掲載される可能性があります。
リクナビNEXTとは?
リクナビNEXTは、転職希望者に特化した採用プラットフォームで、転職活動中の求職者にアプローチするための非常に有力な選択肢です。日本国内の多くの転職者が利用していると言われており、企業にとっては、求めている求職者からの応募を集めやすい採用プラットフォームといえます。
ただし、リクナビNEXTを従来の形で利用する場合、一定のコストや運用の手間がかかることから、すべての企業にとって最適な手段とは限りません。
Indeed PLUSの利用でリクナビNEXTもカバー
Indeed PLUSを利用すると、リクナビNEXTを含む複数の採用プラットフォームに求人情報を自動で配信することができ、幅広い求職者にアプローチすることが可能になります。この仕組みを活用すれば、企業は手間をかけることなく、国内主要求人サイト利用者の最大約7割※にリーチできるため、採用活動の効率を大幅に向上させることが期待できます。
(出典)株式会社ヴァリューズ シェア調査 2023年6月
(日本国内の主要求人サイトを1年に2日以上利用しているユーザーのうち、Indeed・タウンワーク・リクナビNEXTを利用しているユーザーの割合)
Indeed PLUSを利用する簡単な方法
Indeed PLUSを通じてリクナビNEXTに求人を掲載する手順は非常にシンプルです。手動で求人メディアごとに登録する手間が省け、Indeed PLUSの管理画面から一括で操作できます。
ステップ1 求人情報の作成
まず、Indeed PLUS連携ATSの管理画面にアクセスし、求人情報を作成します。この際、求職者にとって魅力的な情報を盛り込むことが重要です。以下のようなポイントを明確に記載し、求職者にとって分かりやすく、魅力的に感じてもらえる求人情報を作成することが、応募数を増やす鍵となります。
- 仕事内容:どのような業務を行うのか、詳細に説明
- 必要なスキル:求めるスキルや経験を具体的に記載
- 勤務地:勤務地やアクセス方法を明確に記載
- 給与体系:月給や時給、賞与、昇給など具体的に提示
ステップ2 自動配信の設定
作成した求人情報は、Indeed PLUSのシステムを通じて、最適な採用プラットフォームに自動で配信されます。この中にはリクナビNEXTをはじめ、リクルート系の複数の採用プラットフォームが含まれます。ただし、Indeed PLUSの配信設定の結果に基づくため、必ずリクナビNEXTに掲載されるわけではない点には注意が必要です。
ステップ3 効果の確認と求人の改善
求人情報を配信した後は、管理画面でクリック数や応募数などのパフォーマンスをリアルタイムで確認できます。データをもとに、求人内容を修正したり条件を調整したりすることで、さらに採用効果を高めることが可能です。Indeed PLUSでは柔軟に求人情報を改善できるため、より効果的なアプローチが実現します。
自動アプローチ機能を活用して採用効果を最大化するには
自動アプローチ機能は、求人条件に合う求職者に対して、自動でアプローチメールを送信する仕組みです。この機能を活用することで、リクナビNEXT上で求人情報が目に留まらなかった求職者にも、企業側から直接情報を届けることが可能になります。求人情報を見逃した可能性がある求職者にもアプローチできるため、応募の可能性を広げる有効な方法といえます。
アプローチ機能を利用するための条件
自動アプローチ機能を利用するには、リクルートが提供するATS(Airワーク 採用管理など)を経由する必要があります。Indeed PLUSを通じてリクナビNEXTに求人情報を配信する場合でも、リクルートATSを使用しないとアプローチ機能は利用できません。
これは、リクナビNEXTの管理機能やオプションが、Indeed PLUSから直接配信された求人情報には適用されないためです。そのため、自動アプローチ機能を活用してさらに採用効果を高めたい場合は、リクルートATSの導入を検討することが必要です。
リクナビNEXTのオプション機能が利用できない点に注意
Indeed PLUSを利用してリクナビNEXTに求人を配信する場合、リクナビNEXTが提供するオプション機能(例:求人告知メールやこだわりアプローチなど)は利用できません。これらのオプションを活用したい場合は、リクナビNEXTの従来プランを直接利用する必要があります。
Indeed PLUSは効率的に複数の採用プラットフォームへ求人を配信できる便利な仕組みですが、リクナビNEXT特有のオプション機能を使いたい場合には、別途リクナビNEXTを契約する形が適しています。
まとめ
Indeed PLUSを活用することで、採用活動を効率化しながら、コストを抑えて幅広い求職者にリーチすることが可能です。ただし、リクナビNEXTに必ず掲載されるわけではない点や、リクナビNEXT独自のオプション機能が利用できない制約があるため、事前にこれらを十分理解した上で活用することが大切です。
また、採用活動を成功させるためには、効果測定をもとに求人情報を継続的に改善し、企業の採用目標に向けた運用を心がけることがポイントです。
Indeed PLUSではリアルタイムで効果を確認できる機能や、クリック課金型のコスト管理が用意されています。これらを活用しながら柔軟に対応することで、採用活動を最適化し、企業にとって理想的な人材に出会える可能性を広げることができます。
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監修者情報
曾根梨絵
求人広告代理店での10年以上にわたる営業経験を活かし、採用課題や経営課題を解決する提案を提供。営業組織の効率化やデータドリブン経営の実現、マーケティングオートメーション導入など、幅広い分野で成果を上げてきました。現在は、WEBマーケティング部に所属し、コンテンツマーケティングを通じて新規顧客の流入増加を支援しています。
チーム運営や新人育成、テレマーケティング部でのマネジメント経験を活かし、多角的な視点でオウンドメディアの運営を監修。企業の採用活動を成功に導くためのノウハウを発信しています。
特技: マーケティングツールの活用(LookerStudio、RPA)、データ分析を駆使した戦略設計。