新卒採用でナビサイトを活用する際、比較対象として挙がりやすいのがリクナビとマイナビです。どちらも知名度の高い主要ナビサイトですが、登録学生数や掲載企業数、料金の考え方、学生との接点のつくり方には違いがあります。さらに、リクナビは2027年卒以降向けにリニューアルが進んでおり、従来の印象だけで比較すると、現在の違いを正しく捉えにくい場面もあります。
そのため、媒体選定では「どちらが有名か」だけで判断するのではなく、自社が採用したい学生に届きやすいか、どのような情報を伝えやすいか、限られた予算の中で成果につながりやすいかという視点で整理することが重要です。特に新卒採用では、媒体選定が母集団形成だけでなく、その後の説明会参加率や選考移行率、内定承諾率にも影響します。
リクナビとマイナビの違いを整理
新卒採用でナビサイトを比較するとき、まず押さえたいのは「どちらが有名か」ではなく、どんな学生と接点を持ちやすいか、どのような採用の進め方に合うかという違いです。
特にリクナビは2027年卒以降向けにサービスを刷新しており、全学年対象サイトへの再設計やコース単位での掲載、クリック課金型への移行など、従来と大きく変わっています。そのため、以前の印象だけで比較するのではなく、今の仕様を踏まえて整理することが大切です。
まず押さえたいリクナビとマイナビ違い一覧
| リクナビ | マイナビ | |
|---|---|---|
| 基本の特徴 | 2027年卒以降はリニューアルにより、仕事・職種ベースで見つけられやすい設計に変化 | 学生利用者数が多く、就活準備や企業比較の導線が強い |
| 学生との出会い方 | 興味・専攻・志向に合わせた接点をつくりやすい | 幅広い学生に認知を広げやすい |
| 登録学生数 | 43万398名(リクナビ2026) | 59万4,068名(マイナビ2026) |
| 掲載企業数 | 1万1,248社(リクナビ2026) | 3万113社(マイナビ2026) |
| 掲載料金 | 2027年卒以降はクリック課金型 | 掲載課金型 |
リクナビのリニューアル内容はリクルート公式発表を参照。
リクナビとマイナビ、どっちを選ぶべき?
ざっくり整理すると、仕事内容や職種理解を深めながら、自社に合う学生と出会いたい企業はリクナビ、幅広い学生にまず認知してもらい、比較検討の候補に入りたい企業はマイナビが向きやすいと考えられます。
リクナビは2027年卒以降、コース単位の掲載とクリック課金型への移行によって、募集ごとに運用を考えやすい設計になっています。一方、マイナビは登録学生数や掲載企業数の規模が大きく、就活準備やイベント導線を含めて広い接点を持ちやすいのが特徴です。
ただし、どちらが絶対に優れているという話ではありません。採用人数、募集職種、採用ターゲット、予算、運用体制によって相性は変わります。そこで次の章からは、学生登録者数、掲載企業数、機能、料金といった観点で、両媒体の違いをもう少し具体的に見ていきます。
学生登録者数・掲載企業数の違い
リクナビとマイナビを比較する際、まず気になりやすいのが学生登録者数と掲載企業数です。規模の大きい媒体は学生との接点を持ちやすく見える一方で、掲載企業が多いほど競争も激しくなります。
そのため、数字そのものだけでなく、自社がどのような環境で見つけられるかまで含めて見ることが大切です。
学生登録者数・掲載企業数を比較
キャリアマート調べの2025年3月1日時点では、リクナビ2026とマイナビ2026の登録学生数・掲載企業数は以下の通りです。
| リクナビ2026 | マイナビ2026 | |
|---|---|---|
| 登録学生数(前年比) | 43万398名(94.4%) | 59万4,068名(103.3%) |
| 掲載企業数(前年比) | 1万1,248社(84.7%) | 3万113社(102.2%) |
| 1社あたり登録学生数 | 38.2人 | 19.7人 |
表だけを見ると、登録学生数・掲載企業数ともにマイナビの方が規模は大きく、まずは幅広い学生に接点を持ちやすい媒体だと考えられます。一方、リクナビは掲載企業数が少ない分、1社あたりの接点数が相対的に大きく見えやすい構造です。
数字を見るうえでは、次の2点を押さえておくと判断しやすくなります。
- マイナビは母集団形成の土台が大きい
登録学生数・掲載企業数ともに多く、幅広い学生に認知を広げたい企業にとっては魅力になりやすいです。 - リクナビは比較される企業数が相対的に少ない
掲載企業数が少ない分、1社あたりで接点を持てる学生数は大きく見えやすく、競争環境の見え方が異なります。
数字だけで判断しないことが重要
ただし、新卒採用では数字の大きさだけで媒体の良し悪しを判断するのは適切ではありません。たとえば、登録学生数が多くても自社が採用したい学生に届かなければ意味がありませんし、掲載企業数が多ければその分だけ競合も増えます。重要なのは、自社が採用したい学生と出会いやすいか、競合の中で自社が見つけられやすいかという視点です。
そのため、学生登録者数・掲載企業数はあくまで判断材料の一つとして捉え、実際には募集職種、採用ターゲット、地域、競合環境まで含めて総合的に見ることが大切です。
コンテンツ・機能・掲載設計の違い
リクナビとマイナビは、どちらも企業情報の掲載や説明会・インターンシップの告知、エントリー受付といった基本機能を備えています。ただし、学生が企業を見つけるまでの導線 や 企業理解を深める流れ には違いがあります。
そのため、媒体を選ぶ際は、機能の有無だけでなく、自社の採用広報と相性のよい設計かどうか を見ることが大切です。
主な違い
ざっくり整理すると、違いは次のようにまとめられます。表だけで決めきることはできませんが、どのような見つけられ方・比較のされ方をするか を押さえておくと、自社に合う媒体を判断しやすくなります。
| リクナビ | マイナビ | |
|---|---|---|
| 企業の見つけられ方 | 興味・志向・専攻などとの接点をつくりやすい | 就活準備や比較検討の流れの中で見つけられやすい |
| 企業情報ページで重視したいこと | 仕事内容・働き方・価値観との相性 | 業界内での違い・比較しやすい情報整理 |
| インターン・イベントの活用 | 仕事内容理解につなげる設計が重要 | 認知拡大の入口として活用しやすい |
| スカウト・応募導線の考え方 | 興味喚起から接点づくりまでの流れを設計したい | 比較の中で印象を残し、次の行動につなげたい |
学生に見つけてもらいやすい導線の違い
リクナビは、学生の興味や志向、学びとの接点を意識した設計が打ち出されています。そのため、企業側には仕事内容や働き方を具体的に伝えることで学生に見つけてもらいやすくなります。
一方、マイナビは、就活準備や企業研究、比較検討を進めながら活用しやすい構成です。そのため、業界内での特徴や他社との違いを整理して伝えること が重要になります。
企業情報ページの違い
企業情報ページでは、どちらの媒体でも企業概要や募集要項は掲載できます。ただし、学生にどう読まれやすいかには違いがあります。
リクナビで伝えたい情報
- 仕事のやりがい
- 若手の働き方
- キャリアの広がり
- 活躍する人物像
マイナビで伝えたい情報
- 業種・職種の特徴
- 社風や働く環境
- 福利厚生
- 選考フロー
- 他社と比べたときの強み
応募導線を見るときのポイント
スカウトや応募導線を比較する際は、機能の有無だけでなく、次の点を見ておきたいところです。
- 企業情報ページから説明会予約までの流れが自然か
- インターン参加から本選考応募まで導線が切れていないか
- まず興味喚起が必要な企業か、すぐ応募を促したい企業か
- 社内でスカウトや運用を回せる体制があるか
つまり、コンテンツや機能の違いは、単なる機能比較ではなく、学生が企業を見つけて理解し、応募へ進むまでの体験設計の違い として捉えることが重要です。
料金・掲載期間の違い
リクナビとマイナビを比較する際、特に気になりやすいのが料金と掲載期間です。両媒体は料金体系そのものが異なります。
マイナビは掲載課金型、リクナビは2027年卒以降クリック課金型へ移行しているため、単純に「どちらが高い・安い」と比較するよりも、どのように予算を使う媒体か という視点で見ることが大切です。
| リクナビ | マイナビ | |
|---|---|---|
| 料金形態 | クリック課金型(2027年卒以降) | 掲載課金型 |
| 費用の考え方 | クリック数に応じて予算を消化 | プランごとに掲載費用が発生 |
| 予算の使い方 | 募集コースごとに調整しやすい | あらかじめ投資額を決めやすい |
マイナビ2027は、公開されている料金情報ベースでは、プレミアパッケージ295万円、基本パッケージ160万円、バリュープラン80万円、企業情報のみ掲載60万円といった構成です。
一方、リクナビはクリック課金型のため、従来のように固定プラン同士で並べて比較する考え方は当てはまりにくくなっています。
掲載期間や掲載開始時期の考え方
掲載期間を見るときは、いつから、どの段階の学生にアプローチしたいか を基準に考えることが大切です。
- リクナビ
クリック課金型のため、掲載するかどうかだけでなく、どのタイミングで露出を強めるか、どの募集コースに予算を寄せるか という運用発想が重要になります。
- マイナビ
プラン型のため、掲載内容や活用のタイミングを採用スケジュール全体の中でどう設計するかが重要です。
予算が限られる場合の判断基準
予算が限られている場合は、次のように考えると判断しやすくなります。
- 固定費で見通しを立てやすいのはマイナビ:先に投資額を決めて進めたい企業に向いています。
- 柔軟に予算を調整しやすいのはリクナビ:特定の募集コースや職種に予算を寄せたい企業にはなじみやすい考え方です。
- どちらも“載せて終わり”ではない:料金形態は違っても、成果を出すには原稿設計や導線設計、運用体制が欠かせません。
そのため、料金比較では表面上の金額だけでなく、自社の採用目標や運用体制に合った費用の使い方ができるか まで含めて判断することが大切です。
リクナビとマイナビ、どっちを選ぶべき?
リクナビとマイナビは、どちらも新卒採用で広く活用されている主要ナビサイトです。そのため、「どちらが絶対によい」と一律に決められるものではありません。実際には、採用ターゲット、募集職種、採用規模、予算、運用体制によって向き不向きが変わります。
ここでは、どのような企業がリクナビ向きか、マイナビ向きかを整理します。
リクナビが向いている企業
リクナビは、仕事内容や職種の違いを丁寧に伝えたい企業と相性がよいと考えられます。特に2027年卒以降は、コース単位での掲載やクリック課金型への移行があり、募集ごとに運用を考えやすい点が特徴です。
次のような企業は、リクナビを検討しやすいでしょう。
- 仕事内容や職種理解を深めながら応募につなげたい企業
- BtoB企業やメーカーなど、事業内容を丁寧に伝えたい企業
- 特定の職種や募集コースに予算を寄せて運用したい企業
- 固定費を大きくかける前に、反応を見ながら始めたい企業
マイナビが向いている企業
マイナビは、まずは幅広い学生に認知を広げたい企業と相性がよいと考えられます。登録学生数・掲載企業数ともに規模が大きく、就活準備や比較検討の流れの中で学生と接点を持ちやすいのが特徴です。
次のような企業は、マイナビを活用しやすいでしょう。
- まずは母集団形成を広く進めたい企業
- 文系総合職など、比較的幅広い学生に訴求したい企業
- 就活準備段階から認知形成を進めたい企業
- イベントや説明会も含めて接点を増やしたい企業
併用が向いている企業
採用人数が一定以上あり、採用ターゲットも複数に分かれている企業では、併用が選択肢になります。たとえば、幅広い母集団形成 と マッチ度の高い学生との接点づくりを両立したい場合には、媒体ごとに役割を分ける考え方が有効です。
併用を検討しやすいのは、次のようなケースです。
- 総合職と専門職を並行して採用したい
- 全国採用と地域採用を同時に進めたい
- 認知形成と志望度形成の両方を重視したい
- 十分な予算と運用体制がある
ただし、併用すると原稿管理や学生対応の負荷も増えるため、接点を増やすこと自体を目的にしないこと が大切です。
迷ったときの判断フロー
どちらを選ぶべきか迷ったときは、次の順で整理すると判断しやすくなります。
- 採用課題を明確にする
応募数不足なのか、ターゲットからの応募不足なのか、歩留まりの悪さなのかを整理する - 採用したい学生像を明確にする
文系か理系か、全国採用か地域採用か、仕事内容重視か認知重視かを確認する - 自社の魅力を伝えやすい媒体を考える
仕事内容理解を深めたいのか、比較検討の中で選ばれたいのかを見る - 予算と運用体制を確認する
固定費で進めたいのか、柔軟に調整したいのか、社内で回せるかを確認する
つまり、媒体選定で大切なのは、媒体名だけで決めることではなく、自社の採用戦略に合った使い方ができるか を見ることです。
リクナビとマイナビを選ぶときに注意したいポイント
リクナビとマイナビは、どちらも新卒採用で広く使われている主要なナビサイトです。ただし、知名度が高い媒体を選べば成果が出るわけではありません。実際の採用成果は、自社の採用ターゲットとの相性や原稿・導線の設計、運用体制によって大きく変わります。
媒体名だけで決めない
リクナビとマイナビはいずれも知名度がありますが、それだけで選ぶのは危険です。大切なのは、自社が採用したい学生に、どのような形で見つけられるか です。特に確認したいのは、次の点です。
- 自社の募集職種と媒体の見せ方が合っているか
- 仕事内容や魅力を、その媒体上で伝えやすいか
- 知名度勝負ではなく、比較の中で選ばれる余地があるか
母集団形成だけでなく歩留まりまで見る
応募数や説明会予約数だけで判断すると、後工程でミスマッチが起こりやすくなります。新卒採用では、どれだけ集まったかだけでなく、どのような学生が集まったか、さらに説明会参加率、選考移行率、内定承諾率まで見て判断することが重要です。
媒体選定では、次のような視点を持っておくと判断しやすくなります。
- 応募数は足りているか
- ターゲット学生からの応募が集まっているか
- 応募後の歩留まりに課題はないか
原稿設計と運用体制で成果が変わる
どちらの媒体を選んでも、掲載しただけで成果が出るわけではありません。学生に見つけてもらい、興味を持ってもらい、説明会や応募につなげるには、原稿設計と運用体制が欠かせません。特に差が出やすいのは、次のような部分です。
- 仕事内容や魅力が具体的に伝わる原稿になっているか
- 説明会やインターンシップへの導線が分かりやすいか
- 学生への返信やフォローを適切なタイミングで行えるか
- スカウトやイベント施策を活用できる体制があるか
つまり、媒体選定で大切なのは、どちらが有名かではなく、自社がその媒体を使いこなせるかという視点なのです。
採用市場の変化で、ナビサイトだけでは応募が集まりにくい場面も
リクナビやマイナビは、新卒採用における代表的な集客手法です。実際に、多くの企業がナビサイトを活用して母集団形成を行っています。ただし近年は、採用市場の変化や学生の就活行動の変化によって、ナビサイトに掲載するだけでは十分な応募が集まりにくい場面も増えています。
採用市場の変化で、ナビ掲載だけでは差別化しにくくなっている
新卒採用では、企業間の競争が年々激しくなっています。そのため、従来のようにナビサイトへ掲載して応募を待つだけでは、他社との差別化が難しくなっています。
早期化が進み、接点づくりのタイミングが前倒しになっている
学生の就活開始時期も前倒しになっています。大学3年の6月〜8月には、すでに多くの学生がインターンや企業研究を始めています。
27卒学生では、8月末までにインターンへ参加した学生が約78%、6月時点で何らかの採用活動に関わっている学生が約68%とされており、企業は早い段階から接点を設計する必要があります。
学生の情報収集の方法も変わっている
現在の学生は、企業情報をナビサイトだけで集めているわけではありません。SNS、就職口コミサイト、採用オウンドメディア、社員の発信など、複数の情報源を横断しながら企業を比較しています。企業側が一方的に出す情報だけでなく、リアルな声や日常的な発信まで含めて企業理解を深める流れが強まっています。
そのため、ナビサイト上で企業名を見つけても、その先に企業理解を深める情報がなければ、応募までつながりにくくなっています。ナビサイトは今も有力な手法ではあるものの、それだけで十分とは限らないという前提で考える必要があります。
ナビサイト以外で応募を集める手法とは?
ナビサイトだけでは接点が足りない場合、次のような手法を組み合わせることで、応募獲得や歩留まり改善につながることがあります。
SNS・WEB広告の活用
認知不足が課題の企業では、ナビサイト以外の場所で就活生と接点をつくる方法として、SNSやWEB広告も有効です。就活生が情報収集を始める早い段階で企業を知ってもらえるため、ナビサイトだけでは接点を持ちにくい層にも届きやすくなります。
採用サイト・オウンドメディア
ナビサイトの原稿だけでは、仕事内容や会社の雰囲気まで十分に伝えきれないことがあります。就活生は、企業名を知ったあとに、実際の業務内容や働く人、入社後のイメージまで含めて確認しながら応募先を検討します。
採用サイトやオウンドメディアがあれば、社員インタビューや仕事内容、キャリアの広がりなどを補足できるため、応募前の理解を深めやすくなります。
スカウト型サービス(逆求人)
ナビサイトは幅広い学生と接点を持ちやすい一方で、自社が会いたい学生に的確に届きにくい場合もあります。
そのような場合は、スカウト型サービス(逆求人)を活用し、関心を持ってほしい学生に直接アプローチする方法も有効です。特に、理系採用や専門職採用など、ターゲットが明確な採用では、応募を待つだけでなく、企業側から接点をつくるほうが進めやすいケースもあります。
インターンシップ・イベント
就活生の多くは、ナビサイトで企業名を知るだけでなく、インターンシップや企業説明会などのイベントを通じて、実際にどのような会社かを確かめながら志望先を検討しています。
特に近年は、就活の早い段階からインターンに参加する学生も多く、企業理解の入口としての役割がより大きくなっています。そのため、ナビサイトで見つけてもらったあとに、インターンや説明会、イベントで接点を持てるようにしておくことが、応募や選考参加につながりやすくなります。
このように、リクナビとマイナビの違いを理解することは大切ですが、採用環境が変化している今は、ナビサイトだけに依存しない接点設計まで考えることが、新卒採用を安定させるポイントになっています。媒体比較はあくまでスタート地点として捉え、自社の採用課題に対して本当に必要な接点設計は何かまで考えることが重要です。
よくある質問・お悩み
ここまで、リクナビとマイナビの違いを、基本の特徴、登録学生数、掲載企業数、料金、向いている企業の観点から整理してきました。最後に、媒体選定を進める際によくある疑問をまとめます。
リクナビとマイナビ、両方掲載したほうがよいですか
両方に掲載したほうがよいかどうかは、採用人数、採用ターゲット、予算、運用体制によって変わります。接点を広げたいという理由で併用する考え方はありますが、併用すれば必ず成果が高まるわけではありません。媒体を併用すると、接点の母数は広がりやすくなる一方で、原稿管理、スカウト配信、説明会運営、学生対応などの工数も増えます。
そのため、両方に掲載すべきかを考える際は、まず自社の課題が何かを整理することが大切です。認知形成を広げたいのか、ターゲット学生との接点を増やしたいのか、あるいは応募後の歩留まりを改善したいのかによって、選ぶべき手法は変わります。
中小企業はどちらを選ぶべきですか
中小企業がリクナビとマイナビのどちらを選ぶべきかは、一概には決められません。大切なのは、知名度だけで勝負しなくてよい見せ方ができるか、自社の魅力を伝えやすい媒体かという視点です。
たとえば、仕事内容や成長機会、若手の裁量などを丁寧に伝えたい企業はリクナビと相性を感じやすい場合があります。一方で、まずは幅広い学生に認知を広げたい企業や、比較検討の候補に入りたい企業はマイナビを活用しやすいケースがあります。
中小企業ほど、媒体名だけでなく、原稿設計や導線設計まで含めて考えることが重要です。
理系採用や地方採用では違いがありますか
理系採用や地方採用では、媒体全体の登録者数よりも、ターゲットとの接点をどう持つかが重要になります。理系学生や地域限定で就職活動を進める学生は、業界、職種、勤務地、働き方などの条件で企業を絞り込みやすいため、単純な知名度比較だけでは判断しにくいからです。
そのため、理系採用では仕事内容や専門性の活かし方、地方採用では勤務地の魅力や働き方まで含めて、どれだけ具体的に伝えられるかがポイントになります。
場合によっては、ナビ媒体だけでなく、SNSやWEB広告、採用サイト、スカウト、イベント、大学連携なども組み合わせて接点を設計したほうが成果につながりやすくなります。
まとめ
リクナビとマイナビは、どちらも新卒採用で有力なナビサイトですが、学生との接点のつくり方や情報の届け方、料金の考え方には違いがあります。大切なのは、知名度だけで選ぶのではなく、自社の採用ターゲットや採用課題、運用体制に合っているかを踏まえて判断することです。
また、企業によってはナビサイトだけでは応募が集まりにくい場合もあるため、必要に応じて他の採用手法も組み合わせながら設計していく視点が重要です。
学生が集まらない理由、見直せていますか?


「ナビサイトに掲載しているのに、思うようにエントリーが集まらない」
「集まっても、ターゲットとズレている…」
「新しい集客施策を試したいが、何から始めるべきか分からない」
こうした課題の多くは、母集団の“つくり方”そのものに原因があります。
アクシアエージェンシーでは、ナビに依存しない母集団形成に向けて、「誰に届けるか」から設計する採用支援を行っています。求人広告代理店として70年培ってきたノウハウをもとに、ターゲットとなる学生像(ペルソナ)を明確化。その上で、AIを活用したダイレクトリクルーティングや採用専用ページ(LP)の制作やSNS広告配信までを一体で設計します。
また、母集団形成だけでなく、インターン設計・選考導線・内定者フォロー・入社後研修まで、採用活動全体を見据えたご支援も可能です。
アクシアエージェンシーの強み
- 過去の採用データをもとに、「誰に・何を伝えるか」まで言語化した上で設計
- 広告だけでなくLP・スカウト文面まで一貫して改善し、歩留まりまで最適化
- AIを活用し、返信率や開封率を踏まえたスカウト配信を実現
単なる集客ではなく、「会いたい学生に出会うための母集団形成」を実現します。まずはお気軽にご相談ください。



