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2023.5.29.Mon
新卒採用の手法はどれがいい?手法選びに失敗しないため5つの手法ごとにメリット・デメリットを解説!
- 新卒学生の情報収集手段
- 採用手法別のメリット・デメリット
- まとめ
- 学生視点の就活
- 2.主な採用手法
- 1.就活エージェント
- 2.合同説明会
- 3.口コミサイト
- 4.ダイレクトリクルーティング
- 5.SNS採用
- 6.新卒採用手法の選定ポイント
各企業の採用意欲が高まっている中、どのように採用競合に勝って採用していけばいいか、考える機会も多くなっているのではないでしょうか?
そこで今回は、様々な選択肢の中から自社の採用勝ち筋を見つけるために、新卒採用手法の特徴やメリット、デメリットについて比較していきます。
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・新卒採用にかかるコストや手間を少しでも減らしたい方
・なにから手を付ければよいかわからない方
新卒学生の情報収集手段
学生視点の就活
就職みらい研究所からリリースされた『就職白書2023』によると、23卒学生は以下の手段で情報収集していると公表されています。
『就職白書2023』
情報収集の手段としては圧倒的にホームページが多いです。
これは企業情報の公的なものであると考えられ、企業理解や企業の信頼性を見ている可能性が高いです。
主な採用手法
ランキングは、以下のようになっています。
2位…口コミサイト
3位…合同説明会
4位…ソーシャルメディア(SNS)
5位…ダイレクトリクルーティング
以前までは就職サイトが高い割合を誇っていましたが、最近ではSNSやダイレクトリクルーティングなどの割合が高まっています。
ただ依然として、就職サイトは多くの学生が利用しているのが分かります。
採用手法別のメリット・デメリット
採用手法は多岐にわたりますが、今回は5つの手法をメリット、デメリットと一緒にご紹介いたします。
◆就活エージェント
メリット
・紹介会社が自社に適した学生を紹介してくれるため、集客工数を減らせる・採用決定してから費用が発生し、早期退職の場合も保証制度があるため、より確実性のある投資になる
・エージェントを利用する学生は、他の学生よりもエントリー数が少ない傾向にあるため、囲い込みがしやすい
デメリット
・大量採用する際は、費用が高くなりやすい・自社で積極的に集客アプローチがしにくい
・紹介会社との認識のズレがあった場合、ミスマッチな人材の紹介が来ることがある
一般的に、求人倍率が高くなると、紹介会社からの紹介は来にくくなります。採用の緊急度や投資への確実性を考慮して、利用を検討しましょう。
また、明確な採用基準がある場合は、紹介会社には必須条件や求める人物像を明確に伝えるようにしましょう。
◆合同説明会
メリット
・一日で多くの学生と接点が持てる・リアルの場で学生の反応や他社の集客状況が分かる
・自社への呼び込みやプレゼンが上手にできれば、多くの学生を採用でき採用単価を抑えられる
デメリット
・参加企業も多数であるため、自社の印象が残りにくい・当日の準備や対応などで時間や労力がかかる
・後日、自社の説明会や面接に呼び込むためのパワーがかかる
自社に呼び込むことと、印象付けることが課題になりやすいため、営業力のある人、魅力付けが得意な方が担当されると結果につながりやすいです。
◆口コミサイト
メリット
・自社の口コミ情報を通して、マッチした学生からの応募が来やすい・自社の就活対策の口コミが含まれる際は、学生の質が高くなりやすい
デメリット
・口コミが企業イメージに影響を与えやすい・事実と違う内容が口コミサイトに残ってしまう
・中小企業は口コミが少ない傾向にある
自社の風土や評判などを十分に考慮して検討しましょう。
中小企業や地方の企業の場合、十分な口コミが得られない可能性がある点は注意です。
◆ダイレクトリクルーティング
メリット
・ネームバリューに左右されにくく、採用成功率を上げられる・企業が直接レジュメを見てアプローチするため、求める人物像にリーチしやすい
・広告費やイベント費が発生しないため、採用コストの削減が可能になる
デメリット
・企業側が働きかけないと、そもそも応募に至らない・スカウト文面の作成や配信に工数がかかりやすい
・自社にノウハウがない場合、効果が出るまでのリードタイムが長くなる
スカウト配信を運用するための時間が確保できるかが重要です。
また、採用ターゲットを明確にし、その人に適した文面を作成することも意識しましょう。
◆SNS採用
メリット
・投稿だけであれば、費用をかけずに自社の魅力を宣伝できる・若年層の多様な人材にアプローチができる
・学生側からのコミュニケーションのハードルが低い
デメリット
・あまり世に知られていない企業の場合、広告費をかけないと認知されにくい・定期的な投稿やフォロワー数を増やすための運用に工数がかかる
・社内での成果報告がしづらい(就活生がアカウントフォローをするとは限らない)
・投稿内容の文責に注意が必要になる
SNSだけでなく他の手法と組み合わせることで、学生への魅力付けはしやすくなります。
工数や運用する人のモラルなどに注意して検討しましょう。
◆新卒採用手法の選定ポイント
●採用予定人数を採れる見込みがあるか
●費用対効果が適しているか
●自社で発生する工数は割けるか
●ターゲットにしたい学生が利用しているか
まとめ
近年、多様化している新卒採用手法。
「今までやってきてる手法だから」
「とりあえず無料だから」
「他の手法はよく分からないからやらない」
一度、今までの手法を見直してみることで、採用充足率が変わったり、社内の活性化につながったりするケースもあります。
変化する市況の中で、自社に適した方法を見つけることで、採用成功への新たなカギとなるのではないでしょうか。
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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー HRコンサルティング事業部
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