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2023.12.22.Fri
【成功事例付き】WEB広告で新卒採用を成功に導く。自社HPやナビサイトも有効活用できる新しい採用手法とは?
- 新卒採用の現状
-
新卒採用におけるWEB広告活用とは
- 新卒採用に活用されるWEB広告の種類と特徴
- WEB広告活用のメリット
- WEB広告活用のデメリット
- 新卒採用におけるWEB広告活用は何からスタートすべきか
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WEB広告活用の成功事例
- 新卒採用×Google広告での成功事例
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新卒採用におけるWEB広告活用の成功のポイント
- ターゲット設定
- 自社の魅力・競合比較
- コンセプト設計
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よくある失敗例
- 単発・短期間で実施
- 成功への道筋が不明確
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まとめ
- 採用のプロが提供するWEB広告の運用代行サービス
新卒採用担当者様向けセミナー
こんなお悩みをお持ちの方におすすめです。
・既存の求人メディアだけでは採用できないSNSやWeb広告を使った採用手法に興味がある方
・新卒採用にかかるコストや手間を少しでも減らしたい方
・なにから手を付ければよいかわからない方
新卒採用の現状
キャリタスリサーチによる、10月時点で新卒採用の選考状況の調査によると、2021年をピークに10月時点で選考終了した企業の比率は下降を続けており、24卒においては、終了していない企業が54.4%と多くの企業が選考を終了できない状況になっています。
※キャリタスリサーチ:2024年卒採用 内定動向調査/2025年卒採用計画
また、選考を終了した企業の中には、採用目標人数に達していない企業も含まれているため、採用目標に達している企業はこの数値よりさらに少ないと考えられます。
※現場での印象としては、ほとんどの企業が採用目標人数に到達していないと感じます。
このような状況の中、24卒の反省を元に、25卒以降で新たな採用手法を取り入れようと情報収集する企業が増えており、自社の採用HPや採用SNSアカウントを活用するオウンドメディアリクルーティングなど、既存の手法だけに頼らない採用方法の導入を検討しています。
実際に、弊社へのご相談が多いオウンドメディアリクルーティングの施策は以下の2つです。
【長期施策】
動機形成・歩留まり改善/採用ホームページの作成や完全リニューアル認知拡大・歩留まり改善/採用SNSアカウントの作成~運用
【短期施策】
集客拡大・エントリー施策/WEB広告を利用した集客採用HPリニューアルやSNSアカウントの運用などの長期施策については別の記事で紹介します。この記事では短期集客に繋がるWEB広告を利用した集客・エントリー増加策について紹介したいと思います。
新卒採用におけるWEB広告活用とは
WEB広告については、以下の記事でより細かく説明しているので、詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
以下の内容は「新卒採用に関するWEB広告」の視点でご紹介します。
◆ 新卒採用に活用されるWEB広告の種類と特徴
WEB広告で代表的に利用されている広告として以下の4種が挙げられます。
・顕在層向け/リスティング広告
・潜在層向け/ディスプレイ(バナー)広告・SNS広告・動画広告
リスティング広告/検索連動型広告
GoogleやYahoo!・Bingなどの検索エンジンで検索した際に、上部や中間部・下部などに「スポンサー」と表示されているテキスト型の広告。「25卒 インターン ●●業界」など、今まさに検索をしたキーワードに対して広告を配信出来るため、顕在層向け広告となります。
ディスプレイ(バナー)広告・SNS広告・動画広告
文字で広告を出すリスティング広告に対し、これらの広告は画像・動画などを使った広告です。文字フォントや画像など表現が自由で、視覚的に目立つ広告を配信することができる反面、ユーザーが広告内容とは違う情報収集をしている際に表示されるケースが圧倒的に多いため、潜在層向け広告となります。※ディスプレイ広告イメージ
◆ WEB広告活用のメリット
新卒採用でWEB広告を利用する際のメリットは以下の3つです。
●自社サイトへの訪問者を低価格で増やせる
●競合と比較されにくい
ナビサイトの訪問者はナビサイトに掲載している多くの企業から探します。一方WEB広告が表示されるのは「検索した時」や「他のサイトを見ている時」など。 入口が全く違うため、今まで集客出来なかった層にもアプローチすることが可能な上、低価格かつ短期間で流入数を増やすことができます。
また、多くの企業と比較して見る・見ないを決めるナビサイトと違い、WEB広告をクリックした先は自社の情報のみ展開されているページに設定できるので、競合との比較も避けることができます。
◆WEB広告活用のデメリット
メリットも多い一方、デメリットとなる部分もあるため、しっかりと両側面を把握することが重要です。新卒採用でWEB広告を利用する際のデメリットは以下の3つです。
●参考になるような他社成功事例が少ない
●エントリーに至るための動機形成・魅力が必要
WEB広告のターゲティングの設定で、年齢層やキーワード、興味関心などで新卒・就職活動をしている人に近しい人は設定できるものの、100%ではないため、ターゲット設定をしっかり設定できないと全く関係のない人にクリックされる可能性があります。
また、新しい手法になるため、WEB広告を利用した新卒採用について運用ノウハウを開示しているサイトや成功事例を掲載するサイトはほぼありません。配信設定や運用には新卒×WEBマーケティングでの成功体験・ノウハウが必要となります。スタートするなら企画・配信設定・運用改善までの一連のノウハウがあるパートナーと進める形をおすすめします。
◆ 新卒採用におけるWEB広告活用は何からスタートすべきか
今回挙げた代表的なWEB広告の手法、リスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告・動画広告の4つの中では、一般的におすすめなのはリスティング広告とディスプレイ広告の2つがおすすめです。
リスティング広告はクリック単価が高いですが、唯一の顕在層向け広告でエントリー獲得に向いた広告です。潜在層対象の広告の中ではクリック単価が一番安くなりやすいのがディスプレイ広告。SNS広告・動画広告より効率よくクリックを獲得することができる上、リスティングと同時平行で掲載している場合、効果状況により投下コストの割振りを変更できるため、成果を出す広告運用がしやすくなります。
次の項目で、実際にリスティング広告とディスプレイ広告でエントリー数を効果的に増やした事例を紹介します。
WEB広告活用の成功事例
◆ 新卒採用×Google広告での成功事例
利用した手法
Google広告(リスティング広告・ディスプレイ広告)費用
月額50万円(広告配信費)※手数料・LP・バナー制作料別途測定期間
1カ月結果
●想定エントリー数(完了率10%で設定):34件 /エントリー単価14,570円
●広告クリック数(HP到達数):8,674回
●クリック単価(全体平均):57円
顧客評価
想定していた以上にエントリーボタンを押してくれている状況に驚いている。
広告経由のナビサイトでの応募完了が把握できないものの、エントリー数は期間内でかなり増えているので、広告の効果と考える事ができる。
引き続き延長して掲載をしつつ、カウントができる応募フォームの導入を検討したい。
新卒採用におけるWEB広告活用の成功のポイント
成功のポイントは以下の3点です。
◆ ターゲット設定
新卒募集のターゲット設定は理系・文系・学部や学校、体育会系などの所属に関する設定が主だと思いますが、通年で掲載するナビサイトとは違い、一定期間で掲載するWEB広告の場合、プラスして考えなければならないのは、広告掲載の時期や学生の心理状況です。
インターン、早期選考、本選考、4年生の10月以降など、時期によって考えている事が大きく変わってくるので、そこも加味したターゲット設定をする必要があります。
◆ 自社の魅力・競合比較
WEB広告で集客を行う場合、ナビサイトのように一覧画面での比較などはありませんが、逆に自社しか見ない形になるため、明確な動機形成が必要になります。ネームバリューがある会社であれば、そこまでの訴求が必要ないこともありますが、大多数の企業がそうではないので、他社とは違う自社の魅力をしっかりとアピールする必要があります。
◆ コンセプト設計
「誰に・何を・どうやって」自社の魅力をどのようにターゲットに届けるかを考えるのがコンセプト設計になります。ただ闇雲に目立つバナーを作ってもクリックはされてもサイト到達後、すぐ離脱されてしまうので、ターゲティング設定・広告クリエイティブ・到達先の関連性を高めるためにも、コンセプト設計が必要になります。
今回の成功事例では、広告配信の到達先でLPを作成しておりますが、この1~3が明確になっていれば、場合によってはナビサイトへの到達や、自社HPへの到達などの到達先でも成果を出せる可能性もあります。
よくある失敗例
◆ 単発・短期間で実施
WEB広告の特徴は「運用型広告」です。
広告の効果を上げる為には、GoogleやYahoo!など、広告配信先の評価を上げる事も重要なポイントになります。そのため、1ヶ月や2ヶ月の短期間では成果を出しづらくなってしまうので、3ヶ月以上の長期掲載をご検討頂く必要があります。
◆ 成功への道筋が不明確
運用型広告=改善を続ける広告になります。スタートする時点で、成功した場合・失敗した場合を想定した上で、次の施策を用意して臨まないと、失敗した瞬間に終了となってしまい、成功のチャンスを失う事になってしまいます。
例えば新卒の場合であれば、広告の到達先としてナビサイトを設定した場合
●上記合格ラインを超えていて目に見える成果が出ない場合は、LP作成を検討する
●合格ラインを超えていない場合は、広告設定・クリエイティブの見直しをする
このように次の施策を常に用意した上でより良い改善策を実施する必要があります。求人広告媒体のように早急なジャッジをしすぎないよう、戦略・戦術を持って取組むことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 新卒採用の採用難易度は年々上がってきています。 その中で新卒採用×WEB広告の手法は、まだまだ多くの企業が取組めていない領域です。今、この領域で取り組みを始めて成果を出すことができれば、先行者利益は大きなものになるので、新たな手法として検討する余地は充分にあると思います。
一方で、ナビサイト以外の新たな採用手法は、WEB広告だけではないので、そこだけにこだわる必要もありません。
◆学生の集客に効果的なWEB広告サービス
アクシアエージェンシーでは採用サイト・LP・動画制作から求人検索エンジンとの連携、WEBやSNS広告運用まで、一貫してオウンドメディアリクルーティングの成功をサポートしています。
「採用サイトを有効活用したい」「採用にWEBマーケティングを取り入れてみたい」という場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー マーケティング事業部
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