採用HPから応募を獲得するには？応募が来ない5つの理由と対処法を解説＜HPの構造編＞

新卒社員・中途社員など無期雇用の正社員採用だけでなく、契約社員やアルバイトパート・派遣社員などの有期雇用でも応募者の採用が難しい採用難の時期が続いております。

そのような状況下で、既存メディア以外の応募者獲得方法として自社企業HPや採用HPを導入する企業が増えています。しかし、導入企業の中には、導入したものの応募・採用が獲得できず、悩んでいる企業も少なくありません。

今回は採用HPを用意しているにも関わらず、応募獲得ができていない理由をHPの構造問題から5つ上げさせて頂きます。複数個合致する場合は要注意なので、自社の採用ページをイメージしながら見て頂けると幸いです。

この記事はこんな方におすすめです

・　これから採用HPを作成することを検討している
・　採用HPの改修が必要だと考えている
・　自社の採用HPの問題点がわからない
・　HPの構造がどうあるべきかを知りたい

採用HPのデザインやレイアウト(UI）

UI（ユーザーインターフェース）とは、簡単には採用HPのデザインやレイアウト・カラーなどの外観のことで、例えばメニューやボタン・アイコンなどの視覚的な要素に加え、文字や音声による指示などユーザがデバイスを利用するために必要な全ての要素が含まれます。

採用HPにおいて必要なUI

・シンプルで分かりやすいレイアウト
・ナビゲーションの簡易性
・画像・動画の仕様
・ページ速度
・モバイルフレンドリー

よくある失敗例として、デザインやインパクトに凝るあまり、様々なアニメーションや色がごちゃごちゃしてしまう…という例が挙げられます。インパクトはあるものの結果として見づらいサイトになってしまい、離脱に繋がってしまう可能性があります。採用HPはデザインよりもシンプルに情報が獲得できるレイアウトやデザインを心掛けましょう。

採用HPの使いやすさ・行動しやすさ（UX）

UX（ユーザーエクスペリエンス）とは、ユーザーが採用HPを利用する際の使いやすさや体験のことです。ユーザーが採用HPをどのように使うか？どのような感情を抱くか？どのような目的で利用するか？など、ユーザーが採用HPを利用するための全体像を考慮することが重要になります。

採用HPにおいて必要なUX

・ユーザビリティ
・見やすさ
・アクセシビリティ
・ペルソナに合わせた情報提供

よくある失敗例は、新卒・中途・アルバイトの情報を全て同じページにまとめてしまっているようなサイトです。ユーザーによっては必要のない情報を1ページ内にまとめてしまっているため、様々なページに遷移しなければ欲しい情報が得られない状況が発生します。
これらのサイトはペルソナに合わせた情報提供ができず、簡単に情報収集が出来ないため、ユーザービリティが低くなってしまい応募に繋がらない結果となります。（本当によくあります）

UIとUXは密接に関連しており、良いUIは、良いUXを生み出すための基盤となります。良いUIは、ユーザーが製品やサービスを簡単に理解し、使いやすいように設計されているため、ユーザーにとってストレスのない良い体験を提供することができます。そのため、UIとUXの両方が重要であり、ユーザーにとって良い体験を提供するために、両方を考慮する必要があります。

スマートフォン対応

UI（ユーザーインターフェース）の項目内にあったモバイルフレンドリーとも重なる部分となりますが、就転職情報・アルバイト情報を収集する為にスマホを使うユーザーは50％以上とも70％以上とも言われる採用市場の中、スマートフォンに対応する事は絶対条件と言えます。

モバイル対応かどうかについては以下サイトでURLを入力することで簡単にチェックできますので、チェックをしてみると良いでしょう。



Googleモバイルフレンドリーテスト

集客構造・SEO対策

UI・UXが良い状態であったとしても、サイトそのものへアクセスできる集客ルートを充実させなければサイトに訪れる人数が増えないので応募者が獲得できません。充実した集客策を実施する事が応募者獲得に必要になります。

採用HPにおける代表的な集客施策

・求人検索エンジン連携
・SEO対策
・SNS投稿・運用
・WEB広告・SNS広告

集客においてまず導入すべきはindeedなどの求人検索エンジンです。決まったフォーマットで求人票を作成すれば無料でクローリングをしてくれるので、求人を見てもらう人数を増やす事ができます。

また、SEO対策やSNS運用についても自社対応が可能な場合は同様に無料で出来る施策です。採用HP上でのお役立ちコラムの定期投稿やSNSの定期投稿によって検索順位上位獲得やフォロワー獲得が見込めるため、専門で人員配置ができる企業はトライしてみましょう。

さらに集客する場合はGoogleのリスティング広告を代表としたWEB広告での集客も即効性が高い施策としておすすめです。

分析ツール導入～分析改善

UI・UX・集客施策への対応がされている場合、分析ツールが導入されていないケースはほとんどないかと思いますが、Googleアナリティクスなどの分析ツールが導入されていない(又は導入していても見ていない)ケースはまだまだ散見されます。設置ができていないサイトの場合は早急に対応頂くことをおすすめします。

分析ツールでできること(Googleアナリティクス等)

・集客経路がわかる
・ユーザーの行動がわかる
・成果に繋がった施策がわかる

代表的なHP分析ツールは、Googleアナリティクスの他にも、ヒートマップのUser Heatなど優秀な無料ツールが多数あります。それらのツールを使う事で、集客経路＝自社サイトに到達するに至った経路（他サイト、検索ワード、WEB広告、SNS、メルマガ等々）がわかり、ユーザー行動＝コンテンツによる人気・不人気や押されているボタン・押されていないボタンなども分かります。

ユーザーがどのような経路から入り、どのような行動をして応募に至ったかが分からないと正しい改善が出来ません。安定した応募を獲得するためには分析ツールは絶対に導入しましょう。

まとめ

採用HPを導入したにも関わらず応募が来ない場合に考えてもらいたいことは、HPの構造的な問題がないか？求職者のニーズとのミスマッチがないか？の2点です。求職者のニーズにマッチした良いメッセージ・良い条件を発信していたとしても、今回のように構造的な問題がある場合は応募者獲得に至りません。逆に、

せっかく作成した採用HPに構造的な問題があり、修正が不可能な場合もあるかと思います。その際はHPの作り直しや採用HPツールの導入をすることで、長期的には成功しやすくなることもあります。まずは採用HP作成・導入実績のある業者へのご相談をおすすめします。

求人に関するお悩みはアクシアエージェンシーへ

アクシアエージェンシーは総合求人広告代理店として全国各地100以上の求人広告を取り扱っています。また、人材採用のパートナーとしてWEB広告運用や採用HP作成、採用コンサルティング、採用代行、定着支援など幅広いサービスを展開することで、お客様の人材に関する様々なお悩みに対応することが可能です。ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー オウンドメディアリクルーティングチーム
 

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