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2023.6.14.Wed
採用代行(RPO)の費用相場は?料金体系の違いや、メリット・デメリットまで徹底解説
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採用代行(RPO)とは?
- 採用代行サービスに依頼できる採用業務
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採用代行(RPO)の導入が増えている背景
- 採用手法の多様化
- 採用難の環境が続いている
- 採用に関する工数の増加
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採用代行(RPO)のメリット
- 採用コア業務に集中できる
- 採用コストを削減できる
- 母集団形成の改善
- 応募から採用までの歩留まり改善
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採用代行(RPO)のデメリット
- 採用ノウハウが自社に残りにくい
- 採用基準や条件の共有が難しい
- 採用業務をアウトソーシングするまでに時間がかかる
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採用代行(RPO)の費用相場・料金体系例
- 固定料金型
- 従量課金型
- 成功報酬型
- 成功報酬型
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まとめ
- アクシアエージェンシーの採用代行サービス
しかし、採用代行企業の多くでは具体的な料金が明示されておらず、1社ずつ費用の見積もり依頼や問い合わせが必要である点が課題です。なお、まだ検討段階で依頼の詳細を決めていない場合には見積もりも出しづらいという課題があります。
この記事でわかること
・採用代行の主な料金体系は「従量課金型」「固定料金型」「コース料金型」「成功報酬型」・採用したい人数や期間、ポジションによって利用する料金体系は変わる
・料金や支援内容のカスタマイズが可能な企業もある
※参考:今後の労働市場動向について(2022年) 厚生労働省
採用代行(RPO)とは?
近年拡大傾向にある「採用代行サービス」は別名RPO(Recruitment Process Outsourcing)、採用アウトソーシングとも呼ばれます。
採用に関するプロセスの一部を専門の業者に依頼することで、ノウハウの不足や人手不足を解消できます。
◆ 採用代行サービスに依頼できる採用業務
採用代行サービスに依頼できる業務は多岐にわたり、新卒・中途・アルバイト・パート採用という領域毎にその具体的な内容は大きく変わります。
採用戦略の立案
市場・競合調査、ターゲティング、コンセプト設計、採用手法の選定など母集団形成
各媒体社・紹介会社の窓口対応、リアルタイムでの現場採用ニーズの把握、求人情報のブラッシュアップ・更新、スカウト送信、求人検索エンジンやWEB広告・SNS、採用サイトの運用など応募者対応
応募受付、面接日程調整、問い合わせ対応、説明会の実施など選考
書類選考、適性検査、面接実施など内定者フォロー
オファー面談、リクルーターによるフォローなど分析
各手法における効果分析と課題抽出による改善策の立案と実行採用領域によって依頼できる内容も異なります。
例えば新卒採用の場合は、内定から入社までの期間が長いので内定者のフォローが重要になってきます。また、全国のアルバイト・パート採用であれば、各地に適した手法を選択していく必要がありますし、採用ニーズをリアルタイムで把握することも重要です。
採用代行(RPO)の導入が増えている背景
採用代行(RPO)サービスを導入する企業が増え、市場が拡大している理由は大きく3つあります。
①採用手法の多様化
②採用難の環境が続いている
③採用に関する工数の増加
②採用難の環境が続いている
③採用に関する工数の増加
①採用手法の多様化
1つ目の理由は採用手法の多様化です。
新卒採用では、リクナビ、マイナビに代表される新卒採用メディアでの募集や、人材紹介の活用が一般的でした。しかし近年は、Offer Boxに代表されるダイレクトリクルーティングやSNSで就活生集客を行うソーシャルリクルーティングなど、幅広い採用手法が利用されるようになりました。
中途採用では、リクナビNEXT、en転職、マイナビ転職に代表される総合転職サイトから、専門職向けの転職サイトなど多くのメディアが乱立。ダイレクトリクルーティングにおいても多くのデータベースがあります。
アルバイト採用では、既存の求人メディアだけでなくIndeed、求人BOXに代表される求人検索エンジンや、採用サイトのWEB広告運用を行う採用WEBマーケティングなど、採用手法の多様化が進んでいます。
しかし多くの採用手法がある中、それぞれのサービス概要、特徴、効果的な使い方などを人事の方がすべてを把握し、自社にマッチするものを選択することは困難を極めます。
そこで、求人メディアやダイレクトリクルーティングのデータベース選定と掲載・運用業務をアウトソーシングする企業が増えています。
②採用難の環境が続いている
2つ目の理由は、労働力人口の減少から、企業の求人数に対して求職者の数が少ない売り手市場が続くことが予想されるからです。
大きな景気後退、移民の受け入れ、労働の代替品の台頭などにより採用難の状況が変わる可能性もありますが、大きな変化がなければ正社員・アルバイトともに採用が難しい状況は続くと考えられます。
※出典:みずほ総合研究所
採用難が続く中、人材の獲得競争はより一層激しくなり今まで通りの採用戦略や採用手法では採用計画を達成することは難しくなります。
自社の過去の採用活動からの経験値ではなく、外部の専門性・ノウハウを生かした採用フローを構築することで厳しい環境を勝ち抜く可能性が高まるため、専門性の高い採用代行会社へのアウトソースの依頼が増えていると考えられます。
③採用に関する工数の増加
3つ目の理由は採用に関する工数が増加しているということです。
採用手法が多様化していることで各媒体社、紹介会社の窓口が増え対応に多くの工数が割かれているのが採用担当者の現状です。さらに、売り手市場の採用環境であることから、単純に採用手法を選定しているだけでは採用計画を達成することが難しくなります。
そのため、市場・競合調査、ターゲットや募集条件の見直し、応募後の歩留まり改善などにパワーをかける必要もあります。
また、営業現場や店舗で応募受付・面接日程調整・面接を行っている場合は、今まで以上に丁寧かつスピーディーな対応をして求職者に選んでもらう必要があり、本来の売上を上げるという業務に支障をきたす可能性もあります。
採用担当者、現場担当者ともにコア業務への注力するために採用代行(RPO)の導入を検討している企業が増えていると考えられます。
採用代行(RPO)のメリット
採用代行(RPO)導入し採用業務をアウトソーシングするメリットは4つあります。
①採用コア業務に集中できる
②採用コストを削減できる
③母集団形成の改善
④応募から採用までの歩留まり改善
②採用コストを削減できる
③母集団形成の改善
④応募から採用までの歩留まり改善
◆ 採用コア業務に集中できる
1つ目のメリットは採用コア業務に専念できるということです。
採用手法の選定、多くの媒体社との発注・原稿回収のやりとり、採用手法毎のサービス詳細の把握、応募受付対応、面接調整など、採用において多大な工数がかかる業務は数多くあります。これらの業務はノンコア業務としてアウトソーシングすることも可能です。
採用において自社の採用担当が行うべきコア業務は、面接から採用までの工程において会社の魅力をわかりやすく伝えること、オファー面談で口説くこと、新卒採用であればリクルーターをつけて内定者の不安を払しょくすることなどが挙げられます。
また、採用環境が厳しい中、採用戦略の立案・軌道修正にパワーを割くことも必要です。コア業務・ノンコア業務を切り分け、ノンコア業務をアウトソーシングすることで、自社にしかできない採用コア業務に専念することができ採用効率を上げることが可能になります。
◆ コスト削減(人件費・採用費)
2つ目のメリットは採用フローにおけるコスト削減ができることです。
前述の通り母集団形成から入社までには多くの工数がかかります。採用難の環境を考えると、採用手法、媒体、求人票の見直しなども定期的に行う必要があるため、採用担当者が行わなければならない業務は増加傾向にあり、数年前と比較すると多くのコスト(人件費)がかかっています。
もちろん採用代行(RPO)会社に支払う料金と削減できるコスト(その業務にかけている人件費)を比較検討する必要がありますが、多くの場合、人件費の削減に繋げることができるはずです。
また、専門性が高く母集団形成に強い採用代行会社であればデータをもとにした効率的な採用手法の選定、メディアのプランニングが可能になるため、求人にかけるコストの最適化を図ることができます。
◆ 母集団形成の改善
3つ目のメリットは母集団形成の改善ができることです。
前述した通り、母集団形成に強みのある採用代行会社であればエリア×職種×ターゲット毎に適切なメディアを選定することができるため、母集団形成の効率が上がります。また求人検索エンジンの運用はもちろん、採用WEBマーケティング(Google広告、Yahoo!広告、SNSなど)による母集団形成が可能な採用代行会社もあります。
また、新卒・中途採用領域においてはダイレクトリクルーティング(スカウトによる採用)のアウトソーシングも母集団形成のポイントになります。ダイレクトリクルーティングの成功にはノウハウが必要ですので、自社で多くの工数をかけて対応するより、専門の会社にアウトソーシングした方が効果的であると言えるでしょう。
◆ 応募から採用までの歩留まり改善
4つ目のメリットは応募受付~面接日程調整をアウトソーシングすることで採用までの歩留まりを改善できることです。
採用代行会社であれば営業時間外や休日の応募者対応が可能になるため、連絡がつかない(または遅い)ことによる他社への流出を防ぐことができます。
また、多忙な採用担当者が手を回しにくい「連絡がつかない応募者への複数回アプローチ」や「面接日程のリマインド連絡」をすることにより応募からの面接実施率を改善することが可能です。
採用代行(RPO)のデメリット
採用代行(RPO)導入し採用業務をアウトソーシングするデメリットは3つあります。
①採用ノウハウが自社に残りにくい
②採用基準や条件の共有が難しい
③採用業務をアウトソーシングするまでに時間がかかる
②採用基準や条件の共有が難しい
③採用業務をアウトソーシングするまでに時間がかかる
◆ 採用のノウハウが自社に残りにくい
デメリットの1つ目は採用のノウハウが自社に残りにくいということです。
アウトソーシングする採用業務にもよりますが、最適な採用手法の選定、効果分析、改善策の実施、面接率を高める応募者の対応フローなど、専門性の高い採用代行会社に依頼すれば効果的な採用活動ができます。
一方で採用代行会社に丸投げしてしまうと取り組んで改善してきたものが自社にノウハウとして残らなくなってしまいます。自社にノウハウを残すには、採用業務のアウトソーシングをしながらも取り組んでいる内容を定期的に把握していくことが大切です。
採用基準や条件の共有が難しい
採用代行会社は、採用活動のノウハウや経験が豊富です。しかし、企業の採用基準や条件を必ずしも完全に理解できるわけではありません。 そのため、採用代行会社と企業の間で、採用基準や条件の共有がうまくいかず、採用ミスにつながる可能性があります。
以下に、採用基準や条件の共有を円滑におこなうための3つのポイントを紹介します。
◆採用代行会社と密にコミュニケーションをとる
◆採用基準を明確に定義する
◆採用基準を定期的に見直して共有する
◆採用基準を明確に定義する
◆採用基準を定期的に見直して共有する
採用基準や条件の共有を円滑に行うことで、採用ミスを防ぎ、採用活動の成功につなげることができるでしょう。
◆ 採用業務をアウトソーシングするまでに時間がかかる
デメリットの2つ目は採用業務をアウトソーシングするまでに時間がかかるということです。
例えばスカウト業務をアウトソーシングする場合には、採用担当者の経験値に基づくスカウト送信ではなく、外部の第三者が送信することになるため、ターゲットの言語化やターゲット毎のスカウト文面・添付する求人票の設計が必要になります。
また応募者対応をアウトソーシングする際には、選考基準の言語化、FAQやトークスクリプトの作成など、自社のスタッフが経験に基づき対応している内容をマニュアル化していく必要があります。もちろん採用代行会社がその部分のサポートをしますが、会社の代表として応募者対応をすることになりますので、細かな設計が必要になります。
採用代行(RPO)の費用相場・料金体系例
採用代行の料金体系は多様です。企業により異なりますが、主流の料金制度を紹介します。
料金制度を大きく分けると、従量課金型・固定料金型・コース料金型・成功報酬型に分けられます。
◆ 固定料金型
固定料金型は、一定人数までを固定の月額などに設定されています。
・対応可能な人数
・依頼できるサービスの内容
・専門性の高さ
・依頼できるサービスの内容
・専門性の高さ
基本的に料金は上記の要素で変動します。
採用代行企業によって1ヶ月あたり10万円〜100万円と幅がありますが、大人数に対する採用プロセスをまとめて依頼できることも多いため、新卒採用や大量採用など応募者の母数が大きい場合や、恒常的に採用活動を行う場合に向いています。
また、採用にかかる期間などから料金の目処が立つため、早い段階から予算の設定をしやすい点がメリットです。
固定料金型の場合は、代行してくれる業務内容が自社のニーズに合っているかをよく検討し、採用規模や期間によって依頼する企業を選択する必要があります。
◆ 従量課金型
従量課金型は、サービスの内容と頻度に応じて加算される料金体系です。依頼内容や人数、面接回数、期間などに応じて料金が変動します。
説明会代行2万円、面接日時調整1回あたり3000円、DM送信1回あたり1000円など、月ごとに作業量が変動する場合や、単発の依頼などにも向いています。
従量課金制では、依頼する業務範囲を事前に明らかにしておく必要があります。また、採用代行企業と方向性のすり合わせのために綿密な打ち合わせの重要性がより高くなります。
◆ コース料金型
コース料金型では、書類選考・一次面接のみ対応の場合は30万円、人物像の設定や採用関連メディアの運営、内定後のフォローまで含んで100万円などと幅があります。もちろん対応する人数によっても料金は大きく変わります。
プランは複数用意されていることが多く、自社のニーズが曖昧な場合におおよその見当がつけられる点も魅力です。
コース料金型は、採用フロー全体から自社のニーズを導き出して依頼する必要があるため、社内に採用系の知識・経験がある人材がいるか、いない場合は採用サポートのコンサルタントも併せて検討する必要があります。
◆ 成功報酬型
成功報酬型では、採用が成立した1名あたりに対して料金が発生するものが一般的です。他にも、応募者1名あたり、内定者1名あたりに料金が発生する場合もあります。
金額は30万円ほどの定額や、年収の10%程度に設定されています。この料金体系はスカウト形式などに多く、特定のポストに合う人材を探している場合に向いています。
成功報酬型は初期費用が割安な反面、採用が決定した場合に発生する費用が大きい点に注意が必要です。
まとめ
採用代行サービスには複数の料金体系があり、自社のニーズに合わせて選択できます。
料金体系は、採用にかかる月や日数などで料金が固定のタイプや、依頼する業務内容の量ごとに課金される従量課金のタイプ、期間ではなく一定の採用プロセスで料金が設定されているプラン型、採用や応募者の確保が成功した場合に費用が発生する成功報酬タイプなどがあります。
採用代行企業を利用する際には、あらかじめ自社のニーズと予算を明らかにしておくことが正確な見積もりや自社の負担などを考える上で重要です。採用代行企業に任せたい業務と自社で行える業務を整理できていると、既存のプランやコースをカスタマイズできる企業もあるため、予算に合わせて相談できる企業を選ぶとよいでしょう。
採用代行サービスの選び方はこちらをチェック!
採用代行の選び方のポイントを解説!必ずチェックしたい6つのポイントとは?
◆ アクシアエージェンシーの採用代行サービス
アクシアエージェンシーの採用代行サービスは採用に関わるあらゆる業務を代行することが可能です。
母集団形成(求職者集客)の代行業務
貴社の採用担当として、全国の求人掲載の対応、スカウト送信、人材紹介エージェントとの交渉など、母集団形成に関わるあらゆる業務を代行します。決められた業務の代行をするだけでなく、効果分析をもとに採用手法ごとの原稿改善、プランの見直し、全体の投資最適化を行い全体の効果を改善していきます。さらに個別の採用難の案件に対しては、市場・採用競合分析をもとに採用戦略を立て採用充足を目指します。
新たな採用ルートの構築
有効求人倍率が上がり採用難の環境が続く中、既存の採用手法だけでは採用充足ができないケースが増えています。アクシアエージェンシーでは既存の採用手法の代行業務だけでなく、採用サイトのWEB広告運用やSEO対策、SNS運用、ダイレクトリクルーティングの導入、1000社以上のエージェントネットワークを活用した人材紹介サービスなど、新たな採用手法の導入も代行します。
応募者対応の代行業務
労働人口が毎年減少しており、今後はさらに1人の応募者をいかに採用に繋げることができるか?が重要になっています。応募から採用までの歩留まりを改善するには、スピーディーかつ丁寧な応募者対応が必要となってきますが、忙しい人事の方や、現場の方が、すべての対応を行うことは難しい現状があると思います。そこで弊社の専門チームが応募者受付や面接を代行することで、スピーディーな対応・選考を実現し1人1人の応募者が採用に繋がる確率を上げていきます。
アクシアエージェンシーの採用代行(RPO)サービスが選ばれる理由
・新卒、中途採用からアルバイト・パート採用まで、あらゆる領域で代行が可能であること。・求人広告、人材紹介、ダイレクトリクルーティング、WEB広告、SNS運用など、代行する業務によって各領域のスペシャリストでチーム編成することで求人の効果を最大化することができること。
・説明会の呼び込み、スカウト送信の代行、採用サイトの更新など、採用業務の一部分から代行することができること。
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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー 採用コンサルティング事業部
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多くのお客様にご期待いただき、今では全国各地約8640社(※2022年度実績)の採用支援実績があります。新卒、中途、アルバイト、派遣採用のすべての領域で対応可能です。
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