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2023.12.19.Tue

       

【中途採用の給与相場データ】給与が低くても採用成功するためのポイントを大公開!

労働市場は常に変動し、企業が採用戦略を立てる上で相場データの把握は不可欠です。最低賃金の上昇や労働人口の減少による求人倍率の上昇により、相場は常に変動しています。このような競争激化している中でどのように採用活動をしていけばよいか頭を抱えてらっしゃる採用担当者も多いかと思います。

この記事ではそんなお悩みをお抱えの方に向けて、最新の正社員給与データと、給与に関わらず採用成功するためのポイントを解説いたします。


正社員給与相場(業界別)


厚生労働省の最新のデータによると、業界別の給与相場は28.53~41.23万円、中央値は33.93万円でした。



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男女別の給与相場


男女別の給与相場は、男女ともに55~59歳が一番高く、39.62万円。最も低いのは19歳以下の18.5万円でした。



また、下記グラフで比較すると、60歳の定年に向けて男女の給与差は大きくなっていくことが分かります。


首都圏エリアの給与相場(業界別)


首都圏エリアの給与相場は下記の通りです。
※最低賃金が改定された10月以降のデータ

最も低かったのは千葉県の「公務員/団体職員」の19.343万円、最も給与が高いのは埼玉県の「建設/土木/エネルギー」の29.305万円でした。

これらのデータと比較して、自社の給与が相場とどのくらいの差があるかぜひご確認ください。

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給与が相場より低くても採用成功するには?


データをご覧になり、「自社の給与だと相場に遠く及ばない…」と落胆された採用担当の方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、ここからは給与相場より低かった場合にも採用成功するためのポイントを2つお伝えします。

◆ ターゲットの見直し


同業での経験やスキルをすでに持っていて、即戦力となる人材はどうしても給与が上がりがちです。ターゲットを即戦力人材に設定するのであれば、相場と合わせた価格に変更することをおすすめいたします。

しかし、相場よりも給与が低い場合は下記の観点で検討をしてみることもおすすめしています。

●本当にその経験やスキルが最初から必要か?
●同業でないとそのスキルは保有していないのか?
●未経験者を採用し、育成するコストと経験者を採用するコストは見合っているか?

例えば、不動産の賃貸営業の即戦力人材を採用したい場合の必要なスキルは何でしょうか。どうしても必要なスキルを「MUSTスキル」あるとよいスキル「WANTスキル」に分けてみます。


※車の運転が必須の場合

整理をしてみると同業経験者ではなくても、MUSTスキルを身に着けられることが分かります。引越しの経験がある方であれば、引越しにまつわる悩みに共感することができます。また、過去に接客業の経験がある方は、十分なコミュニケーションスキルを備えていることも期待できます。

さらに、不動産業の経験がなくても、ヒアリングのためのポイントがマニュアルとして提供されていれば、業務を遂行することが可能ではないでしょうか。また、担当エリアの物件詳細や地域の知識は覚えてもらう必要がありますが、その点は同業からの転職者も同じです。

とはいえ、「事業を早急に拡大しなければいけない」「店長クラスが辞めてしまい誰も教える暇もない!」という状況では同業経験者の採用を要する場合もありますので、自社の状態に合わせて判断していくことが必要となります。

◆ 給与以外の自社の魅力を見つけ出す


転職を考えている方の中には、給与以外を働く上での重要条件に置いている方もいます。

厚生労働省による転職者の実態調査によると、転職理由として「賃金が低いから」という理由は3位となっており、「労働条件(賃金以外)がよくなかったから」「満足のいく仕事内容でなかったから」よりも低い結果になっています。


※厚生労働省:令和2年転職者実態調査

特に、昨今は「スキルアップができるか」「自分に合った仕事内容か」「自分に合った働き方ができるか」といった、給与以外の指標を重要視している方も多くいます。そのため、給与以外の魅力を求職者にアピールし、応募してもらうための求人原稿作りがとても重要です。

まずは、求職者が具体的にイメージできる仕事内容の記載を行いましょう。具体的な仕事内容がイメージできることで、採用後のミスマッチを防ぐことができます。1日の流れや入社してから3ヶ月間のスケジュールを入れることでもイメージしやすくなります。

さらに、記載の仕方にも工夫が必要です。ありきたりな言葉ではせっかくの魅力が伝わりにくくなります。 例えば「和気あいあいとした職場です」と伝えたい場合も、実際のシーンやどんな人がどのような状況なのか具体的に記載することで、採用競合の求人原稿との差別化を図ることが可能です。

また、自社の教育制度キャリアアップ制度などを紹介することで、入社後にどんなステップを踏めるかを記載することも効果的です。

◆ 採用競合と違う打ち出しをする


採用競合となる企業と、ターゲットが同じ・勤務地も近いなど同じ条件の求人が掲載されていた場合、給与が相場や採用競合より低いと競り負ける可能性が高くなります。

その場合には、採用競合となる企業とは違うメッセージで、求職者に発見してもらうことも一つの対策となります。 上記でお伝えした「給与以外の自社の魅力」を参考にし、ターゲットに対してどんな伝え方をすると効果的か検討し、実行されることをおすすめします。

まとめ


優秀な人材を採用するには、給与は非常に重要な要素です。相場と比較し、自社の給与がどのくらいの差があるのかを把握したうえで、採用ターゲット設定や求人原稿作成などの採用戦略設計を行うことが採用成功のための重要なポイントになります。

また、相場や採用競合となる企業より自社の給与が低い場合は、採用ターゲットの見直しやメッセージを工夫するなど、今回ご紹介したポイントを参考にしていただければ幸いです。

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アクシアエージェンシーの採用コンサルティングサービスは、新卒・中途・アルバイト・派遣、各領域専門のコンサルタントが担当してあらゆる課題解決をサポートします。

求人広告人材紹介ダイレクトリクルーティングオウンドメディアWEBマーケティングデザイン・クリエティブなどの領域でのスペシャリストが在籍。採用ニーズに合わせて各スペシャリストによるプロジェクトチームを編成しコンサルティングを行います。

もちろん今回ご紹介した、自社の魅力発見やターゲット設定、効果的な求人原稿作成についても採用のプロがサポートいたします。ご相談は無料ですので、採用や人材に関わるお悩みをお抱えの際はぜひお気軽にお問い合わせください。


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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー 採用コンサルティング事業部

リクルート正規代理店/Indeedゴールドパートナー/Googleパートナー
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総合的な採用支援会社として採用コンサルティング、採用ブランディング、求人広告代理事業、人材紹介、採用代行、スカウト代行、採用HP・動画制作、採用WEB広告、SNS運用、定着支援、育成研修など幅広い事業・サービスを展開。企業のあらゆる採用課題を様々なサービスを活用して解決します。
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