【成功事例】大手IT企業×RPOにより、約8ヶ月で670万円ほど採用コストを削減！

ITエンジニア派遣において、国内でトップクラスの規模・実績を誇る株式会社アウトソーシングテクノロジー様。求人媒体・ダイレクトソーシングからRPOまで、幅広い採用手法・サービスを駆使し、人材確保や採用担当者の業務改善・コスト削減を実現しました。

ではどのような一連のフローを経て、上記の成果に至ったのか。その全貌を知るため採用担当の皆様に直接お話を伺いました。

営業プロフィール

初回の採用成功を生み出したリクナビNEXT

―まず、今回のプロジェクトが始まったきっかけを教えてください。

実は御社と2018年～2019年ごろにお取り引きがあったものの、一時的に中断。コロナ禍を経て、2021年初期に鈴木さんから再度ご連絡をいただいたことが、今回お話しする事例の第一歩です。ただ当初は「一度、話を聞くぐらいなら」という姿勢でした。

―なぜそこから再度、弊社に採用を任せてみようと思ったのでしょうか？

一言で表すと、「提案内容の質が良かったから」です。商談当日は経験者層・未経験者層のどちらにも採用課題があることを説明いただいたうえで、競合が求める人材と被らないようなターゲティングと、適した原稿コンセプトやアプローチ方法が明確にされた形で、リクナビNEXTをご提案いただけました。

「媒体で経験者を集めることは、難しいのでは？」などの意見も述べましたが、すべての不安要素を払拭できる情報・データを提示いただけて、ひと安心。鈴木さんは技術者派遣領域の採用を複数お手伝いされているとのことで、幅広い知見を持たれている印象です。結果的に、まずは経験者層の募集から始めることになり、無事2名を採用することができました。

ダイレクトソーシングとの併用に移行

―その後の採用活動も順調でしたか？

そうですね。未経験者層やエリア限定社員などもリクナビNEXTで募集したのですが、そちらも満足のいく結果が続きました。

ただ一方で、どうしても求人媒体だけではアプローチできないターゲット層もあらわになっていました。そんな時に鈴木さんから提案いただいたのが、“ダイレクトソーシングの活用”です。マーケットやトレンド的に採用手法が多様化されることを考えると、いつまでも媒体一本だけで効果が出続けるわけではないので、今のうちから取り組みましょう！という内容でした。

―ダイレクトソーシングの提案を受けてみて、正直な感想を教えてください。

以前から使ってはいましたので、新しい採用手法として抵抗はなかったです。ただあまり効果が出ていなかったので、鈴木さんに運用をお任せするのは大いに賛成でした。

実はその頃、鈴木さんにはIT市場の動向を調べてもらったり、競合他社のIR情報をまとめてもらったり、募集条件の一例など内部資料を作成していただけたりと、ノンコア業務を幅広くお手伝いしてもらうように。お願いするとすぐに対応いただけますし、ワンポイントアドバイスも共有してもらってました。ですので“かゆい所に手が届く存在”として、すごくありがたかったですね。ダイレクトソーシングの実施も、ほとんど滞りなく進められた印象です。

2022年3月、実際にダイレクトソーシングの活用がスタート。正直軌道に乗るまでは時間がかかりまして、半年で約120名の有効応募があったものの採用は数名しかできない結果に。採用の歩留まりという内部要因を改善することがカギだと言うことで、鈴木さんとの間で「課題を突き詰めて改善できれば、今以上の効果を出せるに違いない」という共通認識がありました。

一筋縄ではいかないからこその、一工夫

―なぜ歩留まりが起こっていたのでしょうか？

まず、採用にかかる工数に原因があったようです。例えば求人媒体だけでも数多くの代理店や直販とミーティングを実施しており、当時御社とだけでも週次5回＋月次2回となる打ち合わせの場を設けていました。さらに、私が所属する課の中だけでも、採用担当者が約50名いて、情報連携や統率がうまくいっていない状況でした。そのなかで、単に媒体やダイレクトソーシングの改善を図るだけではダメだと鈴木さんに指示いただき、次のフェーズに入ることを計画しました。

それがRPOです。「アクシアエージェンシーがアウトソーシングテクノロジーの組織内にさらに入り込むことで、どのようなことが可能になるのか」を言語化して、ご提案いただきました。2023年3月のことになります。

いざRPOの導入へ

―具体的にどのような提案を受けましたか？

詳細としては、採用マーケットの動向と現状の課題、そして各領域ごと（媒体・ダイレクトソーシング・人材紹介…など）にRPOで実現できるようになることを丁寧にご説明いただきました。目標はもちろん、「稼働数の最大化（歩留まり改善）」。人件費や管理工数の削減に繋がるだけでなく、採用予算は変えずに、採用数を増やせる可能性もメリットとしてありました。

もちろん、RPOの提案に関しても快諾しました。この頃になると媒体やダイレクトソーシングなどで鈴木さんには大変お世話になっていましたし、御社との付き合いをより深いものにしたいと考えていましたから。

―RPOの成果としては、いかがでしょう？

想像以上ですね。初回提案から約4か月後の2023年7月にRPOの導入が開始されたのですが、2024年2月時点でトータル約670万円の削減につながっています。そんな中でも、鈴木さんには3ヶ月ごとに振り返りの場を設けていただいていて、今後の改善点も共有いただけるので非常に満足です。

業務上において感じられる変化で言うと、週次5回＋月次2回もあった御社とのミーティングは週1回にまで減り、主にチャットでやり取りをすることで、各担当者がメイン業務に注力できるようになりました。「稼働数の最大化（歩留まり改善）」として大きな効率化を図れています。

アクシア・鈴木による今後の戦略

ここからは弊社営業担当の鈴木に対し、今後の戦略について話を聞きます。

―次に取り組もうとしていることはありますか？

中期的な戦略で言うと、これから本格的に歩留まりの改善に向けて動いていくフェーズだと考えています。そのために、採用課題がどこにあるのか？をハッキリさせることが必要です。当社で作成したフォーマットをもとに、応募手法を見直すべきなのか、面接官ごとに通過率・辞退率で大きな差はないのか、などを洗い出そうとしています。
ただ採用手法を提案するだけじゃない楽しさがありますので、今いちばんワクワクして取り組める仕事と言っても過言ではありません。

―最終的な目標・ゴールがあれば、教えてください。

長期的な観点で言うと、今はまだ採用メインの話ですが、定着面での支援（出口戦略）に取り組みたいです。もちろん採用数を増やすことも大切なのですが、離職数を減らすことで営業利益の増加にも繋がります。私が担当してから約3年。「クライアントだから」とかではなく、純粋に業界内で最大手と言われるまで勝ち抜いてほしいと思うようになりました。

―最後に、この記事を読んでいる採用ご担当者様へのメッセージがあれば、お願いします。

アクシアエージェンシーではグループ創業約70年にわたる採用ノウハウや実績があります。だからこそ「何を・どう提案するか」によって、目の前の採用だけでなく、その先の事業成長にも繋がる成果をあげられる可能性があるのです。現に「会社の発展に貢献したい！」という想いが、今回の事例を通じて強く芽生えるようになりました。その想いを一社でも多く実現できるよう、今後も一歩先回りした行動で信頼関係を築くことを、変わらず大切にしています。

アウトソーシングテクノロジー様のように、深いお付き合いができる企業と一社でも多く出会い、採用をお手伝いさせていただけると光栄です！お気軽にお問い合わせください。

各採用担当者の声

■稲垣様

■村上様

■中嶋様

■新川様

プロジェクトメンバー

クライアント情報

株式会社アウトソーシングテクノロジー

設立　：2004年12月
資本金：4億8365万4000円（2022年12月31日現在）
URL 　: https://www.ostechnology.co.jp/

月額20万円～圧倒的低価格の採用コンサルティングサービス

アクシアエージェンシーの採用コンサルティングサービスは、新卒・中途・アルバイト・派遣、各領域専門のコンサルタントが担当してあらゆる課題解決をサポートします。

求人広告、人材紹介、ダイレクトリクルーティング、オウンドメディアやWEBマーケティング、デザイン・クリエティブなどの領域でのスペシャリストが在籍。採用ニーズに合わせて各スペシャリストによるプロジェクトチームを編成しコンサルティングを行います。

ご相談は無料ですので、採用や人材に関わるお悩みをお抱えの際はぜひお気軽にお問い合わせください。

――――――――――――
編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー HRコンサルティング事業部  

• 
• 
• 
• 
•