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2023.1.18.Wed
【中小企業でも応募を獲得できる!】Wantedly(ウォンテッドリー)について特徴からメリット・デメリットまで徹底解説!
- Wantedly(ウォンテッドリー)とは?
- Wantedly(ウォンテッドリー)の特徴
- 価値観の共感による転職を生み出す
- 面接ではなく「互いを知る面談」
- 登録者層の年齢・職種について
- Wantedly(ウォンテッドリー)を採用に利用するメリット
- 企業のビジョンに共感した人が採用できる
- 低コストで採用できる
- 採用したい候補者に直接アプローチできる
- 様々な対象の募集(中途・新卒・インターン)が可能
- Wantedly(ウォンテッドリー)を採用に利用する際の注意点
- いわゆる“求人サイト”とは採用の流れが異なる
- 運用力が必要
- 登録者との面談はできるが、短期的に採用ができないケースも
- 最後に
Wantedly(ウォンテッドリー)とは?
Wantedly(ウォンテッドリー)は、会社のミッションや価値観への共感を通して採用に繋げていくビジネスSNSです。 ”シゴトでココロオドルひとをふやす”をミッションに掲げ、働くすべての人が共感を通じて「であい/Discover」「つながり/Connect」「つながりを深める/Engage」ためのサービスを提供しています。
2012年にサービスを開始。開始後、順調に会員を増加させ、2017年9月にマザーズに上場したこともあり、社会的な信用性や会社としての信用性も非常に高い日本発のビジネスSNSに成長しているといえるでしょう。
350万人のユーザーが登録
Wantedlyを利用するユーザーは、「共感で人や企業とつながり、シゴトでココロおどろう。」というコンセプトに基づき登録しています。そのため、転職するつもりがない人(転職潜在層)でも気軽に利用できます。また、気になる募集内容がある場合は面接に行くのではなく、あくまで「カジュアル面談をしにいく」というった気軽さで企業に出会うことができます。「カジュアル面談だと思っていたら面接だった…」といったケースが少ないのも特徴です。
ユーザーにとっては面接という判断される環境で会う必要がなくなるので、会社の雰囲気を正しく見極められるようになります。転職活動の前段階である「自身の知見を深めたい」「情報収集を行いたい」というような状況において非常に革新的で有意義なサービスとして認識されたこともあり、登録ユーザー数は350万人まで増加しています。
Wantedly(ウォンテッドリー)の特徴
①給与などの条件面ではなく、価値観の共感による雇用を生み出す
まず、ユーザーに会いたいと思ってもらうためには会社ページを充実させるのも重要ですが、必要な人材に来てもらうためにも求人票を掲載する必要があります。 この求人票にWantedlyの大きな特徴があります。。特に注目すべきことは給与などのハードデータに関する条件を記載しないことです。
Wantedlyは共感採用を推進しているため、企業とユーザーが直接会うことでのマッチングを強く推奨しています。 一般的な志望動機等を聞く面接ではなく、互いを理解するカジュアル面談を行うことで、その会社の魅力やミッションそして文化を知ってもらい、自社を好きになってもらうことで応募や採用につなげます。この点がWantedlyを利用することで採用につなげることができる要因にもなっています。
例えば、中小企業やベンチャー企業では面白い事業を展開していても、給与などの条件面で大手企業に勝てるケースは稀です。通常の求人メディアなどで比較されると、どうしても大手企業に負けてしまい、応募の獲得すら難しい可能性があります。
一方、Wantedlyでは給与等のハードデータの条件を記載しないため、その点で比較されることはありません。そのため中小企業やベンチャー企業でも応募を獲得できる可能性が高くなります。
また、具体的な求人の記載も「採用の背景」は「なぜやるのか」という記載になっているため、仕事や会社の目指すビジョンが伝わりやすくなっています。
Wantedlyは会社の考えが伝わりやすい構造になっているからこそ、感情も含めて求人を作成して会社の雰囲気を伝える事が重要です。 自社の魅力で勝負することができ、条件ではなく思いや風土で共感を生み出して採用するデータベースであるとご認識頂ければと思います。
②面接ではなく「お互いを知る面談」
Wantedlyはまずは会って話す機会を作ることを重視しています。「転職活動をしておらず応募の意思もない人と会っても時間の無駄なのでは?」といった価値観を変えて採用に取り組んでいくデータベースです。「良いところがあれば転職したい。」「今のところに不満があるわけではないが、外の世界を知りたい。」そんな思いを持った求職者との出会いが最初はメインです。
当然、カジュアル面談で終わりということもあります。しかしながら、求職者と1対1の関係を作れるシステムがWantedlyの大きなメリットの一つです。
仮にカジュアル面談で終わってしまったとしても、将来的な候補者にすること可能なので母集団形成にも役に立ちます。短期的な採用の場合は時間の損失ととらえられてしまうかもしれませんが、まったくもって無駄というわけではありません。
いつかその候補者が転職を決意した時に、貴社の存在が浮かび転職先の候補にしてもらうことも、採用市況の変化に伴い重要なポイントとなり始めています。
③登録者層の年齢・職種について
Wantedlyは2012年のサービス開始後、学生から社会人まで、若い世代を中心に利用されています。ユーザーは350万人を突破し、登録しているユーザーはIT人材といわれる、エンジニアやデザイナー、セールス、マーケティングなどが中心です。
エンジニア 27%
デザイナー 13%
セールス 19%
マーケティング 16%
職種比率の内訳を詳しく見てみると、エンジニアを中心にセールス、マーケティング、デザイナーとIT人材の登録が多いことがわかります。
Wantedly(ウォンテッドリー)を採用に利用するメリット
①企業のビジョンに共感した人が採用できる
Wantedlyは、会社やビジョンに興味を持った求職者に応募してもらうことに重きを置いており、共感採用を実現しています。
共感採用のメリットは、求職者ビジョンに共感しているため、給料が下がったとしても入社したいという人材を採用できる可能性があることです。
また、離職率の低下についても期待できます。転職後、文化の違いに気が付きすぐに退職してしまった、というケースはどこの会社にも起こりうる状況です。だからこそ共感採用が重要になるのです。会社の文化やビジョンをしっかり理解していればすぐに転職することはないでしょう。
ただ採用できればいいというならばどんな媒体でもいいかもしれませんが、転職後の離職を減らすという点では、Wantedlyなどのようなカジュアルに求職者とコンタクトを取ることができるビジネスSNSには大きなメリットがあります。
②低コストで採用できる
Wantedlyはプラン利用料を支払えば、成果報酬なし・低料金で利用開始できるサービスです。
例えば、スタンダードプラン(半年)の利用料は60万円となりますが、その中で1名採用しても100名採用しても費用は変わりません。
※正確な料金については変更されている場合もありますのでお問い合わせください。
年収600万円のエンジニアを人材紹介(成果報酬費35%)で採用した場合、210万円かかるので、年間で契約したとしても1名採用できれば採用コストを削減できます。
③採用したい候補者に直接アプローチできる
Wantedlyは、データベースに登録されている候補者を自由に検索し、ターゲットに合った候補者へ直接メッセージを送るダイレクトスカウトが利用できます。Wantedlyの中でもアクティブ度の高い候補者が中心に選出されるため、よりニーズにマッチした候補者を探すことができます。
スカウトの返信は5通に1通
ダイレクトスカウトの最大の特徴は、メッセージの開封率は約80%、平均返信率は約20%を誇ることです。スカウト文章だけではなく募集やストーリーで発信した会社の魅力を届けることで、他スカウト媒体よりも高い確率で候補者から返信が届きます。④中途からインターンまで、何職種でも無制限に募集を掲載できる
Wantedlyでは、プラン利用中は無制限に募集の掲載が可能です。新卒・インターンから中途、業務委託までさまざまな採用形態、職種の募集を行うことができます。
Wantedly(ウォンテッドリー)のデメリット
①いわゆる“求人サイト”とは採用の流れが異なる
スカウト以外からの面談は相手側が応募者となりますが、一般の求人サイトとはスタンスが多少異なります。具体的には、「求職者は貴社への入社を志望しているのではなく、あくまで、互いを知る場として認識している」という事です。
そのため、自社を分かりやすく紹介したり、相手がなぜ話を聞きに来たのかを引き出しつつ口説き落とすトークスキルが必要になる場合も出てきます。
一般的な面接でも行われているかとは思いますが、カジュアル面談を行った事がない企業様の場合は、事前の準備や誰が面接を行うのかを注意して選定する必要があります。
②運用力が必要
Wantedlyには広報ツールとして、日常の会社の様子や会社メンバーの紹介、会社のストーリーを投稿することができるブログのような機能が用意されています。この機能を使うことで、求人票だけでは伝わりづらい会社や社員の魅力を届けることが可能です。
しかし、この機能を活用するには毎週、可能であれば月に1回以上投稿し、自社の風土を外部に発信していく必要があります。
また、Facebook上に情報発信することも可能ですので、そこから社員や友人に応援(シェア)してもらうことでより加速的に広げていくことができます。特にFacebook広告を利用することで、年齢・地域・勤務先など多彩なセグメントでターゲットを選定することができます。
Wantedlyは求人を作ったら終わりではなく、そこから日々運用していかなければならないというデメリットも存在します。(ブログの更新/求人票の作成・修正/スカウトの送信等)それに見合った成果が出ているからこそ、多くの企業が利用しているのです。
③登録者との面談はできるが短期的に採用ができないケースも
Wantedlyを採用媒体として使う場合、短期的な納期の採用には向いていると言えません。
カジュアル面談の数を増やす⇒母集団の形成⇒定期的な接触⇒転職検討タイミングでのニーズキャッチといったステップを踏んでの採用ケースが多くなっています。その為短期的な観点では採用に行きつかないというケースが良く見られます。
悲観せずにPDCAを回し続け、利用開始前に社内にそういったシステムであることはきちんと説明して理解してもらうことが重要です。
Wantedly(ウォンテッドリー)を導入する際に懸念するべき要素
Wantedlyに限らず、ダイレクトソーシングの採用成功の秘訣はPDCAを適切に回す事です。(定期的な一定量のスカウト送信・返信率を元に送信文面・送信時間帯・求人内容の変更等)
しかし時間創出に苦労し、PDCAを適切に回せていない企業様が多いのが現状です。
また、DMや原稿案の選定は企業様ごとに千差万別です。ダイレクトソーシングではセグメント分けをした上で運用を行い、全体の最適化を行っていくことがとても重要となります。
また、各企業様が運用を行った場合の月当たりにかかる工数とコストの目安は下記のとおりです。
こちらは中途採用におけるダイレクトソーシングを利用した時の月当たりの工数想定です。新卒採用の場合は時期によって波はあるものの、3月~6月は説明会や選考があることから、これ以上に時間を創出する必要があります。
また、ノウハウがないうちはマーケット調査等含め更に時間がかかる事が予想されます。
工数とコストの例
月58時間の労力を必要とする可能性があります。※1日の勤務時間を7時間とした場合、8営業日
※1カ月を22営業日とした場合、約1/3営業日をダイレクトソーシングの運用と戦略策定や見直しに向けて割く必要が出てきます。
※面接や説明会の時間は含まれていませんので、上記に追加で採用の為の時間創出が必要となります。
ダイレクトソーシングは定期的なアプローチが効果的なので、日々一定の時間確保が必須です。
◆ アクシアエージェンシーができること
弊社ではダイレクトソーシング専門のグループを設けており、ダイレクトソーシングの運用代行を通じて採用のご支援をさせていただいております。
◎採用担当者様の工数削減
運用の準備~スカウト文面作成~のスカウトメール送信代行・面談日時調整まで、ご要望に応じて採用業務を代行させていただいております。他社ではスカウト代行をメインに請け負っている企業もありますが、弊社では採用成功に向けてスタートの戦略設計からゴールとなる採用成功まで、一貫して支援させていただくことが可能です。
◎精度の高い求人票作成とスカウト文面作成で効果の最大化
リクルート正規代理店として培ってきたナレッジを元に、採用人材のペルソナ設定~求人票・スカウトメールの設計を行わせていただきます。中途新卒採用含め、様々な採用のご支援を行ってきた実績がございます。
さいごに
今回はダイレクトソーシングサービスの1つである、Wantedly(ウォンテッドリー) についてご紹介させていただきました。ご覧いただいた上でご不明点等がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
◆ ダイレクトソーシングの無料コンサルティング実施中!
・自社の採用の勝ち筋がわからない・・・
・自社の魅力を上手く伝えることが出来ず採用できない・・・。
さらに今ならお問い合わせいただくと課題分析のチェックシートやスカウト文面&求人票1件を無料でプレゼントいたします。ご相談ベースでも問題ございませんので、お気兼ねなくご連絡いただけることを心よりお待ちしております。
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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー HRコンサルティング事業部
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株式会社アクシアエージェンシーのご紹介
総合的な採用支援会社として採用コンサルティング、採用ブランディング、求人広告代理事業、人材紹介、採用代行、スカウト代行、採用HP・動画制作、採用WEB広告、SNS運用、定着支援、育成研修など幅広い事業・サービスを展開。企業のあらゆる採用課題を様々なサービスを活用して解決します。
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