従業員満足度アップで会社へのメリット増！働き方改革の実行にも有効な、５つのポイントをご紹介！

「従業員満足度」とは？

「従業員満足度（ES）」とは、福利厚生、マネジメント、職場環境や仕事への
働きがいなどについて、社員の満足度を表す指標を意味するものです。
※英語で「Employee Satisfaction」と呼ばれ、ESと呼ぶこともあります。

少子高齢化に伴う労働力人口の減少により、
近年「従業員満足度」を重視する企業が増加しています。
一説では、従業員満足度の高い職場は、生産性や顧客対応への
モチベーションが高いという傾向にあるそうです。
従業員満足度を向上させるうえで、
どのような要素が必要になるのか、5つの要素を紹介します。


働き方改革を実行するうえでも、重要◎
「従業員満足度」アップのための5つの要素

●人間関係
一日のほとんどを会社で過ごす従業員。
職場内での人間関係がこじれてしまうと、その不安や不満は従業員の
大きなストレスに直結します。うまく人間関係を構築するためには、
単純にコミュニケーション量を増やすのではなく、互いに関心を
持って接することが重要です。

●会社や社会に与える影響
自分の仕事において、社会への貢献や会社の業績への影響に対し、
「貢献できていない」「影響を与えられていない」と感じている人は
仕事へのモチベーションが低くなってしまうようです。
職場内では、お互いがお互いの業務に対して興味を持ち、
称賛し合うことで各自の貢献具合が見えやすくなり、
仕事へのモチベーションが高まっていきます。

●企業ビジョンへの共感
企業ビジョンへの共感が高いと、従業員は会社に対して期待感や
誇りを持ちやすくなります。
会社への信頼度が高く、自社の貢献に向けた行動を取っていきます。
ただし、無理に企業ビジョンを従業員に共感させるのではなく、
日頃の業務と企業ビジョンがどのように結びついているかを、
かみ砕いて説明し、日々の業務に納得感と自信を持って
行えるようにしていくことが重要です。

●上司のマネジメントへの納得感
普段から部下の考えを理解し、部下の業務を把握して、
きちんと称賛してくれる上司がいる部署のメンバーは、
従業員満足度が高くなります。
また、上司から承認感を与えられている従業員も満足度が
高くなる傾向となっています。
部下には、仕事のゴールを説明した上で業務を動かす最初の判断を
任せるといったマネジメントを行ってみると、
メンバーの意識に変化が表れてくるでしょう。
ただし、部下に丸投げで仕事を任せてしまうと、
メンバーにストレスを与えることになり、逆効果になってしまいます。
定期的に進捗確認等フォローを行っていきましょう。

●職場環境
ただ単に福利厚生や就業規則を整備すればいいというわけではなく、
従業員のニーズをきちんと捉え、考えや意見をきちんと同僚や上司に伝えられるか。
ワークライフバランスを実現できているかという観点で、
職場環境を整えていくことが必要となります。


従業員満足度が向上することで、従業員自身だけでなく、
会社へもメリットが多くあります。
従業員は高いモチベーションを維持しながら意欲的に仕事に
取り組むことができ、生産性が向上。また、人材も定着しやすくなります。
さらに、自社の商品やサービスを積極的に分析していく従業員が多くなるため、
顧客ニーズに合った商品やサービス・提案が生まれやすく、
顧客満足度の向上にもつながっていきます。

今一度、自社の組織風土や組織文化を見直し、必要に応じた
人事施策を講じてみてはいかがでしょう。

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