【成功事例】不動産エージェント採用を求人広告で継続して実現！具体的な効果改善の取り組みとは？

次世代不動産エージェントファームとして、個人で独立して不動産仲介を行う不動産エージェントという新しい働き方を支援するプラットフォームを運営する株式会社TERASS様。2022年から現在まで継続的にリクナビNEXTへご出稿いただき、不動産エージェントとして不動産仲介の経験者を採用し続けています。

ではどのような戦略のもと、採用活動を行っているのか。その全貌を知るため採用担当の山元様と若菜様（オンライン参加）に直接お話を伺いました。

順調な不動産エージェント募集

―まず、2022年当時の採用状況について教えてください。

山元様
私は同年6月に入社したんですが、採用状況はかなり活発でしたね。不動産エージェントの募集は、採用予定人数が毎月10数名だったところからちょうど6月に20名を超えて、騒がしかった記憶があります。

当時使っていた求人媒体はリクナビNEXTのほかに、Indeedやdoda、マイナビがありました。しっかりと経験を積んだ方を採用したい中で、成果が出ていたのはリクナビNEXTぐらい。毎月3～5名と順調に採用活動が進んでいました。まさに「リクナビNEXT一強」という時代ですね。

―ありがとうございます。弊社にはどのような印象を持たれていましたか？

山元様
しっかりコミュニケーションを取ってくれて、最初から“信頼できるパートナー”という印象がありました。私が初めて求人媒体のやり取りをした代理店が実はアクシアさんだったのですが、これは前任者が媒体・企業のどちらも満足していたから。「アクシアさんはしっかり結果を報告してくれるし、成果も出ているから安心だよ」と、任せてくれるようになりました。それ以外の結果が振るわない媒体社・代理店は、前任者が徹底的に詰めてましたね…(笑)



若菜様
アクシアさんとのやり取りを始めたのは、2022年の5月～6月頃。2週に1回の打ち合わせが主な接点でした。人事未経験だった私にとって、アクシアさんの丁寧な対応とデータ分析に基づいた提案は本当に助かりました。打ち合わせのたびにデータを算出いただいて、効果・結果の良かった部分と悪かった部分を詳しく教えてくれて、改善案も出してくれるので、担当者として育ててもらっている感覚がありましたね。

山元様
確かに「臨機応変な対応」にはすごく助けられましたね。実は効果が良かっただけに、少しあぐらをかいてしまったというか、安心して効果改善などを放置してしまった時期があったんですよね。で、8月頃になって効果がガクッと落ちてしまったことがありました。その時も、すぐエリア・年齢ごとの求職者データとかを出してくれて、次の打ち手を提案いただいてありがたかったです。

求人広告『リクナビNEXT』の転換期

―2023年にかけての変化感を教えてください。

山元様
ちょうど媒体だけではなく、会社全体で変わっていった時期です。まず2022年7月に採用手法のひとつとして、YouTubeでCMを公開し始めました。これにより採用活動が飛躍的に向上。サイトやセミナー参加経由の応募が急増して、採用予定人数は月30名ぐらいにまで増えました。なので、一番効果が出ていたのは自社採用ということになります。

媒体は正直前年に比べると採用しづらくなったという印象。ただリクナビNEXTはサイズ展開に踏み切りました。これまで一番原稿サイズが大きいN5Lだけ掲載していたのですが、少し小さいN3Lとの併用、最終的にはN5L×2本の掲載へとシフトしましたね。

―なぜ効果が伸び悩む中、サイズ展開に至ったのでしょうか？

山元様
まず前提として、リクナビNEXTはめちゃくちゃ強力な媒体ではないものの、安定して毎月数名は採用できることがかなり良かったです。急に採用0名…とかになるとキツイので。その上で、料金面でも折り合いがついたので提案を受け入れました。あと自社採用だけではアプローチできない層が媒体にはいるので、そこからの応募数アップを目指そうという話になりましたね。

―具体的にはどのような取り組みをしたのでしょうか？

山元様
とにかく原稿内容やデザインを色々変えて、試行錯誤しました。エリア別に分けたり、訴求ポイントを変えたり…。二転三転して、特に記憶に残っているのは、通称“たこ焼き原稿”。トップ画像にたこ焼きとか通天閣とか、大阪の名物をドーンと載せて「大阪エリア募集！」をアピールするみたいな(笑)。

ただYouTube広告やデジタルサイネージの活用、代表・江口のメディア出演など、次から次に会社として新しいチャレンジをして成功しているので、原稿のネタが尽きないのは強みですよね。設立間もないころは、会社勤めとは違い個人の裁量で活動できる「自由な働き方」が一番のウリだったものの、やっぱり飽きられてきた傾向もありましたし。単にクリエイティブ力でカバーするのではなく、「何を訴求するか」の観点にこだわってアクシアさんとは打ち合わせを重ねました。

こちらが一方的にお願いするということはなく、あくまで媒体社・代理店との立場は対等だと考えています。なかなか効果が出ないから怒るというのも違うと考えていて、大事なのは「次また同じ失敗をしないために、今何をすればいいのか」をしっかり分析・改善すること。この点においてアクシアさんは徹底されているので、たとえ結果が悪い時期が続いたとしても、クレームを出したことはありません。

若菜様
最近は私も原稿のコンセプトやメッセージに対して、自分なりの意見を出せるようになりました。色んなパターンの原稿を出していると次第に斬新さを求めるようになりますが、ターゲット目線はかなり大切にしています。例えばこの前、「あのTERASSが…」みたいなワードが原稿上に書かれていたのですが、「TERASSを知らない人からすれば、相応しくない表現かも？」と一言。「確かに！」という反応をいただいて、“全員で団結して原稿を作り上げている感覚”を感じられました。

目指すは「いい不動産取引は、いいエージェントから。」を"当たり前"に。

―今後の展望について教えてください。

山元様
最近では明らかに認知度が高まり、毎月30名採用ができるようになりました。2023年に関しては採用予算を40％減らしたものの、毎月27名の採用目標と年間目標を無事達成。そして2024年4月からはTERASSを専業とする人、もしくは副業をしているもののTERASSをメインに働いている層をターゲットに置いています。採用の難易度は上がりましたが、ここの採用が成功できれば自ずと売上を伸ばすこともできるでしょう。

今までは“エージェント2000名”を目指して駆け抜けてきました。これを達成すると、エージェント数が大手不動産仲介会社の営業担当者の人数を上回るからです。しかし、会社の理念である「いい不動産取引を、世に広めていく」ことを実現するには、ただ数にこだわるのではなく、そのエージェントがいい不動産取引を数多く生み出せるかどうかの方が重要であると考え、よりコミットしていただける専業層にターゲットを絞っています。優秀な人材からの有効応募を増やすために、今後もアクシアさんと二人三脚で頑張っていきたいですね。

―最後に、今後弊社に期待することはありますか？

山元様
やっぱり一番は採用数を確保するための役割を果たしてほしいということです。しかしずっと効果がいい・採用充足できる、というわけではないでしょう。そんな時、適切なコミュニケーションを取るようにしてほしいです。建設的な会話ができて、最善を尽くせるような体制を整えられることが、最も理想的な状態ですね。

若菜様
初めてアクシアさんとの打ち合わせに参加して、もう1年が経ちます。その間、毎回実のある話ができていて非常に頼りになっています。もちろん、採用成功が続けばいいですが、大事なのは効果が落ちた時の対応力だと思っています。現状を把握するために分析をして、どのような打ち手が効果的なのか？今出せるベストをきちんとやっていきたいので、ぜひ今後とも一緒に試行錯誤していきたいです。

ありがとうございました！

クライアント情報

株式会社TERASS

設立　：2019年4月
資本金（資本準備金含む）：13億3000万円
URL 　: https://terass.com/

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アクシアエージェンシーの採用コンサルティングサービスは、新卒・中途・アルバイト・派遣、各領域専門のコンサルタントが担当してあらゆる課題解決をサポートします。

求人広告、人材紹介、ダイレクトリクルーティング、オウンドメディアやWEBマーケティング、デザイン・クリエティブなどの領域でのスペシャリストが在籍。採用ニーズに合わせて各スペシャリストによるプロジェクトチームを編成しコンサルティングを行います。

ご相談は無料ですので、採用や人材に関わるお悩みをお抱えの際はぜひお気軽にお問い合わせください。

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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー HRコンサルティング事業部  

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