【22卒内定者状況】内定式開催の現状と事例についてご紹介します！

10月1日、多くの企業では内定式が行われたのではないでしょうか。
この時期の新卒採用のご担当者さまからのご質問で、「対面で内定式をやる企業は多いですか？」と、よく聞かれます。
実際のところ、大都市圏ではオンラインでの内定式が非常に多く開催されていました。

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22卒の内定式について

22卒の内定式は67.3%の学生が「内定式があった」と回答。
その中でオンラインのみでの内定式だったと回答したのは76.5%。
（出典：キャリタス就活）

多くの企業では、内定式の計画立案の時期が8月～9月の緊急事態宣言であったため、
感染拡大防止のため、選択肢はオンライン開催のみという企業も多かったようです。

22卒内定式開催の傾向

＜首都圏＞

東京都を筆頭に、コロナ感染者数が多かった地域に本社を構える企業や、
新卒の大量採用を行った企業が、オンライン中心。
さらに地方在住の内定者に配慮してオンラインに切り替えた企業が多かったようです。

＜大都市圏以外の地域＞

一方で、大都市圏以外の地域の企業や、BtoCビジネスを取り扱う企業(不動産や小売など)や
建設・メンテナンス業などの、在宅勤務が不可能な業種・企業は対面での内定式を
選択するケースが多かったようです。

＜全国的な傾向＞

全国的な傾向としても、内定辞退を抑えられる機会を作りたいと考えていた企業の
採用担当者さまも多かったようです。
学生と企業担当者がお互いに実際に会って親睦を深めたり、また、昨今のコロナ禍で
懇親会を行うことは難しくても、ソーシャルディスタンスを確保した上で一緒にお弁当を
食べたりなど、内定者との接触の機会をつくるために工夫しているケースも多かったようです。

＜実際の内定式事例＞

弊社で担当させていただいている企業さまのうち、7～8割が1～2時間程度の内定式を
オンラインで開催していたようです。
また、対面で内定式を行ったケースでは、帰りに学生へ自社商品やノベルティなどの
お土産を用意した企業などもあったようです。

内定辞退について

例年、採用ご担当者さまを悩ませる問題として、学生の「内定辞退」が挙げられます。
内定辞退を食い止めるためのごく基本的な対処法はとしては、内定者と話すこと。
昨今の情勢で、対面でのコミュニケーションは難しいとはいえ、オンラインで繋がれる時代。
先輩社員との面談や、内定者同士の顔合わせ会など、業務の状況を見ながら学生との
定期的なコミュニケーションを密に行っていくことをお勧めいたします。

学生目線での就職活動

コロナの感染拡大の影響で、就職活動自体、オンラインでの活動が一般的と
なってきていますが、学生目線で見ると企業に足を運ばないと実際に働くイメージが
沸きにくいという意見も多くあります。
実際に学生に、自社で働くイメージや親近感を持ってもらうためにも、
オンライン・オフライン両方で企業に触れる機会をつくることは非常に
好ましいことだと言えます。

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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー　HRコンサルティング事業部

 

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