【SNS×採用】学生に何を伝えたらいい？Z世代採用で発信すべきSNSコンテンツとは？

日々多くの採用に関する業務を抱える採用ご担当者のみなさま。
そんな中で、「自社採用でつかうためのSNSを開設したはいいものの、どのようなコンテンツを作成するべきか分からない‥」というお悩みをよく耳にします。

今回は、新卒の就活シーンにおいて、学生に喜ばれるSNSコンテンツについて解説していきたいと思います。

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Z世代の学生による、情報収集のリアルとは

株式会社No Companyが発表した、19〜22歳の就職活動中の学生を対象に、「就職活動時のSNSやWebサイトの活用実態」について調査した結果によると、半数以上の就活生がSNSを利用して情報の収集を行うと回答されました。

従来の就職活動での情報収集方法といえば、就活ナビサイトや書籍、OB・OGによる口コミなどが挙げられますが、今やSNSを通して学生自ら就職に関する情報収集を行うというケースが一般的となっています。

(参考：「Z世代就活生のSNS活用に関する実態調査」　株式会社No Company)

■欲しい情報の取捨選択

就活における情報収集を学生自らが積極的に行うとなってくると、これまでの企業側からの発信をそのまま学生たちが受け取る「受け身の就活」と違い、「学生が欲しいと思う情報」だけを取捨選択していくようになっていきます。

そのため、SNSで発信するコンテンツ内容は、企業が発信したいと思うことももちろん重要ながら、「学生が知りたい」と思う情報を多く発信することがより重要なポイントです。

■学生がSNSを通して知りたい情報とは

それでは、学生がSNSを使って得ようと思う情報とはどのようなものなのでしょうか？

例えば、企業の募集要項や採用のスケジュールなどに関しては、就活ナビサイトを見ればすぐに分かります。 学生たちは、そこでは得られない情報を求めてSNSをチェックしにくるのです。

学生が企業に発信して欲しいのは「１日の仕事の流れ」が最多

「企業に対して、どのような情報を発信して欲しいか」という調査の結果では、下記のとおりとなっています。

１位：「１日の仕事の流れ」・・・・・・・・57.9%
２位：「福利厚生」・・・・・・・・・・・・46.4%
３位：「社内の人間関係」・・・・・・・・・45.3%
４位：「採用／不採用の基準とその理由」・・42.3%
５位：「実際の勤務時間・残業時間」・・・・42.1%

この結果を踏まえるとそのほとんどが、就活ナビサイトや会社のHPなどを見ても数値や文章だけでは伝わりづらい、実際に働いていく上でのリアルな部分であることが分かります。

学生たちはSNSでの情報収集を通じて、実際に自分がその会社で働く姿を想像できるか、自分の希望する働き方と会社の社風や雰囲気は合っているかなどを確認していると考えられます。

まとめ

いかがでしたでしょう？
デジタルネイティブであるZ世代は、自分に必要だと思う情報の取捨選択が得意です。
また、コロナ禍で学生時代を過ごしてきた影響もあり、従来の就活と違って、積極的かつ効率的な就活が求められる傾向もみられます。
彼らの欲しい情報をしっかりと調査し、また企業側も自社の魅力や知って欲しいことを精査して運用することで、さらに効果的に自社とマッチした人材を獲得できる機会が広がります。

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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー　マーケティング事業部

 

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