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2021.12.27.Mon
【ご採用担当者様向け】注目したい“稼働単価”~採用コストの最適化を図るために~
①従来の指標“応募単価”と“採用単価”について
求人媒体の効果を検証するために、応募単価や採用単価を指標にされている企業様は多くいらっしゃると存じます。
■応募単価とは⇒求人募集にかかった費用÷応募総数
■採用単価とは⇒求人募集にかかった費用÷採用者数
分析する上で簡単な指標は応募単価になります。 なぜならどれだけ応募数が集まったかは媒体ごとの管理システムで簡単に可視化が可能なためです。ATS(採用管理システム)を導入していればなおさら把握は容易です。
それに対し、採用単価まで分析する場合は、媒体ごとの応募者情報と入社情報を照らし合わせる必要があり、多数の採用案件がある場合は集計するだけでも大きな手間となります。 ATSを導入している場合でも、現場面接官が結果入力に協力して下さらなければいけません。ですが、一般的に採用単価を指標にした方が、より媒体ごとの費用対効果を細かく分析できます。
そんな採用単価よりも更に踏み込んで分析することができるのが“稼働単価”になります。 ここでは採用コストの削減に繋がる稼働単価について紹介したいと思います。
②採用指標にしたい“稼働単価”について
■稼働単価とは⇒求人募集にかかった費用÷採用者が実際に就労して稼働した時間
応募単価だけで見ると、その後の面接率や内定承諾率が低くても可視化できず、応募が多数集まっていると安易に評価してしまう危険性があります。 更に踏み込んだ指標の採用単価だけで見ると、いかに多数の採用が出来ていても、その後の定着率が悪ければ真に成功した採用手法とは言えません。
そこで注目したいのが稼働単価です。 稼働単価を指標にすることで、現場に貢献できる人材をどれだけ送客したのかを可視化でき、結局どの媒体(または採用手法)が最も費用対効果が高いかを把握することに繋がります。
③稼働単価を指標にするメリット
例えば応募単価と採用単価だけで見ると求人媒体Bのスカウト経由のパフォーマンスが高いのですが、稼働単価まで細かく見るとGoogleのリスティング経由が最も費用対効果が良いという結果になります。 こうして細かくどの媒体(採用手法)が良いのか
・採用案件ごと
・雇用形態ごと
・エリアごと
・職種ごと
などと掛け合わせて更に分析することで、例えば「東京都」×「アルバイト・パート」×「飲食ホールスタッフ」の稼働単価は採用手法Aが最も稼働単価が良いのでAを使って求人をしようと判断できます。
仮にあらゆる採用案件の最適な採用手法が瞬時に可視化できるとしたら、どれだけ採用コストが削減できるでしょうか。 採用案件が多い企業様ほど、そのインパクトは大きく、弊社で導入しているツールを用いれば、年間採用費用を10%は削減できる設計となっています。
④稼働単価の分析方法
稼働単価まで分析するために必要なものは媒体(採用手法)ごとの費用と応募者データに加えて、勤怠データが必要になります。 採用案件が少ない場合は簡単に分析可能ですが、案件が多ければ多いほど非常に手間と時間がかかってしまいます。
とはいえ、今後、採用難時代の再来が予測される中、採用コストの最適化を図るために稼働単価は重視したい指標です。弊社導入システムを使えば、各企業様の持たれている元データをそのままドラッグ&ドロップするだけで、クラウド上で一括管理・可視化・分析まで可能になります。
もしこちらご興味がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
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編集・執筆株式会社アクシアエージェンシー FMコンサルティング事業部
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